「日本シリーズ・第6戦、広島4-10日本ハム」(29日、マツダスタジアム) プロ入り4年目にして日本一の栄冠をつかんだ日本ハムの大谷翔平投手(22)が、本紙に手記を寄せた。チームへの感謝の気持ち、日本シリーズで実現した広島・黒田との対戦、そしてメジャーへの思い-。二刀流としてプロ野球界の既成概念を覆してきた若きスターが、たっぷりと本音を語った。 ◇ ◇ 日本ハムへの入団会見で「日本一になりたい」と言ったことを思い出します。これまで全国大会で優勝した経験がありません。だからどうしても日本一になりたかった。プロの世界に入り、ついに頂点に立つことができました。本当にうれしくてうれしくて仕方がありません。 プロ4年目で日本一。あのとき日本ハムに入れていただいて、本当によかったなと思っています。高校のころメジャー球団の方々からも熱心に誘っていただき、メジャーで勝負してみたいという気持ちも持