プログラミング言語「Java」。IT業界の関係者はもちろんのこと、関係者ならずとも耳にしたことがあるのではないだろうか。また、マスコットキャラクターである「Duke(図1)」をご存知の方はかなりのJava愛好家であろう。 Javaは1995年にリリースされ、今年で記念すべき20周年にあたり、インターネット上にこれまでの歴史を振り返る記事(*1)が投稿されたり、世界中で関連イベントが開催されたりと盛り上がりを見せている。 世の中にはCOBOLやC、PHP、.NET VB等、数多くのプログラミング言語があり、時代とともに人気(*2)や流行が移り変わっていく中で、Javaは多くのシステム開発、特に大規模かつ基幹系システム開発において採用され続けている数少ないプログラミング言語である。 しかし、長年採用され続けてきたからこそ、問題や課題が生じてきている。本コラムでは、企業向けのJavaによるシステ