はじめに 英国の Open Data Institute という団体が Open Banking Standard というレポートを 2016 年 2 月 8 日に公開しました。大雑把に紹介すると「英国の金融業界 Web API 化への指針を示した文書」となりますが、より詳しい紹介はマネーフォワード社の公式ブログにある「ODIによる銀行のオープンスタンダード」というエントリーを参照していただければと思います。 このレポートは、金融業界の方々が目を通したほうがよい文書ではありますが、「7c. Security」(41 ~ 54 ページ) の内容は、技術的な背景知識を持っていないと読むのが難しいので、この記事で少し解説しようと思います。 (背景事情:当レポートの読み合わせを行う「銀行オープンスタンダード勉強会」へのお誘いを受けたので、資料を準備している次第です。) 注意:この記事はまだ完成して
An AWS Centric Solution Architecture for Open BankingOpen Banking and Existential DisruptionA huge change is approaching in the regulatory landscape that places banks directly at risk of existential disruption. Open Banking and PSD2 are British and European legal regulations that are set to open up banking data to consumers over Internet-accessible APIs. Once a bank customer’s account, transaction
近年、仮想通貨ビットコインが注目されているのにともない、その根幹技術であるブロックチェーン技術が金融業界で注目されています。しかし、ブロックチェーンという言葉自体が流行してしまった結果、様々な金融関連企業が正しく理解しないまま手を出し始めているように見えます。そして、技術的な内容がほとんど表に出てくることはなく、批判する人が少ないという問題を感じたのでこの記事を書きました。ブロックチェーンでできることとできないことを整理し、皆が今後ブロックチェーンの記事により深いツッコミを入れられるようになればと思います。自分はブロックチェーンの専門家ではないため若干の間違いもあるとは思いますが、見つけ次第 @imos まで連絡いただけると幸いです。適宜修正します。 背景 ブロックチェーンとは ブロックチェーンとは、いくつかの未完了の取引を「ブロック」という単位でまとめ、ブロックの正当性を証明するものと共
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