「二杯の天丼はうまく食えぬ」という倹約界隈で有名な言葉がある。 当然の話だが美味しい天丼といえども二杯目は満腹で食べきれない。それと同様に、資産や生活費が二倍になったときに幸福度も単純に二倍になるかといえばそうとは限らないだろう。節度を持って暮らしを営むことの大切さを説いた金言だ。 それはそれとして、天丼って二杯くらいならペロリといけそうじゃないか。むしろ食べてみたい。最近は質素な倹約生活でちゃんとしたものを食べてないから尚更だ。実際に二杯の天丼を食べてみることにした。
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:切った髪がもったいないから、つけ髭を作ってみた > 個人サイト 海底クラブ アイデアは会話から トドにToDoリストを持たせてからというもの、ぬいぐるみ作りが楽しい。そんなわけで、最近は次に作るぬいぐるみのことを頭の片隅でいつも考えたりしているわけだが、このアイデアは同居人との会話から生まれたのだった。 「トドのときみたいなダジャレ動物のぬいぐるみ(実用性あり)を作りたいんだ」 「うん」 「『イカの印鑑ケース』を思いついたんだけど、ほかにもアイデアがほしい。なんか思いつかない?」 「うーん」 「なんでもいいんだけど」 「タコのパスケースはどう?」 「タコの?」 「タコの。オクトパスのパスケース」 「いいね」 「いいでしょ」 最初は「パス」の部分だけが掛け言葉にな
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:ロケハンしてからみんなで行こう~チャーハン部活動報告 おもちゃを買わなくなった 大人になればなるほど、おもちゃで遊ばないし、友人とおもちゃを買いに行かない。昔は友人たちとカードゲームを買いに行って、おもちゃ屋の外でカードの袋を開けて一喜一憂したり、買ったスーパーファミコンのソフトを友だちの家でコントローラーを持ち回りで操作して、ときには興奮して友だちのお母さんが用意してくれたジュースをこぼしてしまったりしていた。今はしてない。してないな。 そんなことを思っていたら、最近、急にベイブレードをやりたくなった。 ベイブレードとは1999年に発売されたベーゴマのようなおもちゃで、コマ(ベイと言います)とランチャ-(ワイ
先日、浅草を歩いていたら「神戸ビーフ」の店があった。 その近くには「牡蠣小屋」もある。牡蠣小屋は九州だっただろうか。 もちろん浅草は神戸じゃないし、海も近くない。 観光地だから日本の各地域の店があるのだ。 ということは、もしかしたら浅草に日本全国があるかもしれない。 一日、浅草を歩き回って探してみよう! というリアルタイム更新です。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:バターバーガーを食べる 2024年5月23日 午後9:41 日本アンテナショップで買ったのは、秋田、山形、新潟、長野、福井、島根、奈良、香川、愛媛、沖縄。買ってない地域の商品もあったよ
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:メガネを外せば紅葉狩り(デジタルリマスター) > 個人サイト むかない安藤 Twitter 横浜信濃屋にて うれしいことがあった日、例えば応援しているドラゴンズが勝った時なんかに行くお店がある。 横浜にある信濃屋もそのうちの一つだ。ハングリータイガーとかケンタッキーなんかもいいよね。 いい日信濃屋 ここ信濃屋には他ではあまり見ないお酒や輸入食品が売られている。知らないものを食べたり飲んだりするのは興奮するだろう。 知らない食べ物は一度食べてしまうとその興奮がなくなるので、とくべつな日にしか許されていないというわけだ(ハングリータイガーはいつ行っても美味いけど)。 世界最高峰のコショウ。買ってみたら確かに美味しくて、一粒ずつ大切に食べていま
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:熊本で町全体をバイキング会場とする パンでごはんを食べる いろいろな食べ物がある時代である。え!これとこれと一緒に食べるんですか?みたいなやつもたくさんあるだろう。 うどん屋に行って、ごはんがいっしょについてきたとき、うどんをおかずにごはんを食べることもあった。冷たいそばにライスがついてきたときもあった。人は炭水化物で炭水化物を食べる生き物なのだ。 最初は焼いてないパンと一緒に食べてみよう。 パン定食。 パンを食べて、 ごはんを食べる。 あれだな。パンとごはんの味がする。 焼いてないパンはおかずにならない。ごはんが進むという感じがせず「いま、お腹いっぱいを目指してパンとごはんを食べている」という気持ちになる。
大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:好きな石を見せ合って勝敗を決める「石すもう」が盛り上がりつつある 私のパチンコ体験談 これまでに二度、パチンコをしたことがある。一回は両親の実家がある山形でのことだ。学生時代に両親と一緒に帰省した際、母の実家に何日か泊めてもらった。 昼間に親戚たちとみんなでお茶を飲みながら雑談していた中で、母の実家に住んでいる叔父が、最近になって近所に大きなパチンコホールができたと教えてくれた。「すばらしく大きな建物なんだー。すぐそこだから見てきてみろ」と言う。 その日、夕飯の時間まで特に予定もなかったので、散歩がてらそこに行ってみることにした。一人で行ったのか、父も一緒だったか、少し記憶がおぼろげだ
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:オシャレでキラキラした一日を送りたい (デジタルリマスター) > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 赤福の歴史 伊勢神宮は三重県にある。伊勢神宮に参拝するお伊勢参りは古くから行われてきた。今ほど自由に旅ができない時代は「講」が組まれ代表者が参拝した。講とはお金をみんなで積み立てるものだ。これを「伊勢講」と言う。日本各地から伊勢に参拝者が来ていたわけだ。 どうもこの記事を書いている地主です! 江戸時代、お伊勢参りに来た人々はたくさんのお土産を買って帰った。そのお土産で特に有名なものが「伊勢暦」「煙草入れ」「萬金丹」の3つだ。今ではそこまで人気ではないものもあるけれど、当時は人気だった。 萬金丹です! 現在、有名
東急メディア・コミュニケーションズは12月20日、傘下のWebメディア「デイリーポータルZ」の事業を、編集長の林雄司さんが代表を務める「デイリーポータルZ株式会社」に2024年1月1日に譲渡すると発表した。 新会社の資金には、林さんの退職金をつぎ込んだが、現状では月100万円ほどの赤字が続く綱渡り運営になる見込み。読者に対して、運営資金を支援する「デイリーポータルZをはげます会」(月額1100円~11万円)に参加してほしいと呼び掛けている。 「デイリーポータルZ株式会社」は、代表の林さんだけが所属する1人会社。これまで社員スタッフとしてサイト運営に携わっていた5人のメンバーは、全員が東急グループを退社し、業務委託として新体制に参加するという。 新体制でも「サイトは変わらない」という。林さんは「来年からは間接業務が少なくなる。出張申請せずにどこにでも行ける。思いつきを実現できる環境になるので
「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:テレビでよく見る酸素缶を吸ってみる > 個人サイト 日本海ぱんく通信 敷島製パンのダブルメロン 愛知県出身の私とダブルメロンとの出会いは覚えていない。なぜなら物心がついたときから、いつもそばにダブルメロンはあったからである。 敷島製パンは名古屋の会社 パスコのブランドで全国展開している敷島製パンは地元愛知で親しまれている。 とくに子供たちに人気で、東海地方の子供は夏休みのプール帰りによく売店でこれを食べるのだ。 見た目はよくあるコッペパン なぜ特に東海地区の子供たちに人気なのか? 理由の前に問題です。
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:中華ラー油「老干媽(ローカンマ)」8種食べ比べ 「特盛」というワードがもっとも似合わない料理 スーパーで、冗談みたいな商品を発見したんです。 なにはともあれ、まずは見てみてください。 「特盛 白がゆ」 ね? もう、なんとも言えないでしょう。 そりゃあもちろん、体が弱っていて、おかゆくらいしか食べられないんだけど、食欲自体は異常にあるという人もいるかもしれない。もしくは、3人家族で一気に風邪をひいてしまい、この商品がちょうどいいというタイミングだってあるかもしれない。 けれどもやっぱり、「白がゆ」と「特盛」というワードを同居させることの違和感。さらになんというか、「情報さえ伝わればいいだろう」という感じの、若干なげやりなパッケージデザイン
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。(動画インタビュー) 前の記事:普通のミシンで刺しゅうをしてみたが…(デジタルリマスター) > 個人サイト 妄想工作所 絶対温度約0度迄冷やして御召し上がり下さい 古今東西「宇宙って〇〇みたいだ」と何万べん例えられてきたことかと思うが、よもや玉羊羹と重ね合わされる日が来るとは。138億年生きてみるものだ(宇宙・談)。 これが例の、風呂で読まれてフニャフニャになったNewton誌(別冊・2020年9月発行)だ。 これが例の、玉羊羹にしか見えない「生まれたての宇宙イメージ」だ。何もない空間から爪楊枝よりはるかに小さな点を経て宇宙が生まれた(上記Newton誌より)。 その玉羊羹というものを、皆さんご存じだろうか。風船
趣味で電子工作をやっていることもあり、電気街が好きだ。東京の秋葉原、大阪の日本橋、香港の深水埗。同じ電気街でもそれぞれ個性があって楽しかったけど、名古屋の大須にはまだ行ったことがなかった。 そして先日、満を持して訪れたのだが…そこですごい光景に出会った。 インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。 本『雑に作る ―電子工作で好きなものを作る近道集』(共著)がオライリーから出ました! 前の記事:職人が作る手作り電球とは(デジタルリマスター) > 個人サイト nomoonwalk 唐突な基板のジャングル 第一アメ横ビルというビル内を散策していた時のことだ。 ここ 中に電気屋や電子部品屋がならぶまさに電気街という感じのビルで、東京でいうとラジオデパー
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:さわやかを待っている間にさわやかに行く 受付終了のお知らせ 前回、「さわやかを待っている間にさわやかに行く」という記事を書いた。読まなくても大丈夫ですが、読まなくて大丈夫というのは建前なので全員読んで下さい。 静岡県西部に本店を置くさわやかだが、静岡県全体に展開されている。東京から行くには御殿場にある「御殿場プレミアムアウトレットモール」内のさわやか一番近い。だがとても混む。 御殿場プレミアムアウトレットモールへは御殿場駅から無料シャトルバスが出ているので便利。東京の新宿や渋谷、神奈川県の横浜、町田からも直行バス(有料)が出ている。 調べたら5時間、6時間待つこともあるようだ。事前に予約もできないため、当日にお
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