最近、米国音楽業界は、インターネットラジオやサテライトラジオといったいわゆるデジタルラジオサービスをターゲットにしているようだ。後者に対する対策に関しては、それほどわからんでもない部分もあるのだけれども(たとえば、XM Satellite Radioが提供しているXM + MP3など。それでもちょっとアレだけどね・・・)、一方で前者のインターネットラジオに対しては、著作権料の値上げと過去に遡及して利用料金を徴収という危機的状況にまで追い込んでいるよ、というお話。一部インターネットラジオ放送局では、支払いが利益を上回ってしまうため、今後の運営は不可能であるというところもあるそうな。 この問題については、ITmedia(著者はSeth Sutel, Associated Press)の「ネットラジオの著作権料、値上げ見直しを却下」という記事を元に考えてみよう。 この記事を見て、真っ先に気になっ