中国当局が教え子5人に常習的に性的暴行を加えた中学校の教師に死刑を言い渡し、当日、刑を執行した。 中国青年網など中国メディアは、湖南省邵陽市の中国人民法院が1日、ルンペイジュ被告(60)に対し、性的暴行、強制わいせつなどの容疑で死刑を言い渡したと4日、報じた。 報道によると、ルン被告は中学校で担任教師として勤務していた2016年から20年まで犯行を続けた。ルン被告は暴力・脅迫・懐柔などの手法で当時12-14歳だった女子中学生5人に繰り返し性的暴行をした。その後、被害生徒のうち3人は精神疾患に苦しみ、1人は自ら命を絶った。 邵陽市の人民法院はルン被告の罪が重大だと判断して1審で死刑を言い渡した。ルン被告は控訴したが、湖南省の高級人民法院はこれを棄却し、1審判決を維持した。そして最高人民法院から死刑執行の承認を受け、処刑を命じた。 人民法院は「法に基づき未成年者の合法的な権益を保護するのが私た