「ダム」といえば治水などのための施設だが、その巨大さや美しさなどから一定のファンがいることで知られている。今年3月、そんなダム好きたちの間で、あるWebサイトが大きな話題になった。国土交通省が立ち上げた“公式”ダム情報サイト――その名も「ダムコレクション」だ。 100カ所超のダムの見どころや「おすすめダムツアールート」のほか、「ダム知識ファイル」「ダムインタビュー『時代を映すダム』」「放流写真コレクション」といった多数の独自コンテンツを用意。Twitterでは「ダムの時代が来た!」「どう見てもダムファンが作ったとしか思えない」「役所とは思えぬ良い仕事」などの声が上がっている。 「説教がましいサイトにはしたくなかった」――サイト作りを担当した国土交通省 水管理・国土保安局の三橋さゆりさんはそう話す。「整備したダムがどんな役に立っているのかを伝えたくても、正攻法ではだめで、興味を持ってもらえな
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