コンゴ民主共和国・南キブ州で武装勢力同士の戦闘後、使用されなくなった教会(2020年10月11日撮影、資料写真)。(c)ALEXIS HUGUET / AFP 【10月9日 AFP】中央アフリカのコンゴ民主共和国の東部地域で、魔術を使ったと名指しされた女性が住民らに殺害されるケースが急増している。地元当局者と活動家が明らかにした。 南キブ(South Kivu)州の地元当局者によれば、9月初めから3地区で女性8人が焼き殺されるなどのリンチ(私刑)を受けた。 「私たちの記録では、今年6月から9月にかけて、魔術を使ったという告発は324件に上っています」と、南キブ州のNGO「メディアで働く女性連合(Association of Women in the Media)」のメンバー、ネリー・アディジャ(Nelly Adidja)さんは言う。 カレへ(Kalehe)地区だけで告発件数は114件に上り