土屋ブログ(介護・重度訪問介護・障害福祉サービス)障害を持つ仲間に「差別されたことがありますか?」と聞いてみたい。私はそれなりに街にアクセスが整い、介助料の制度も作り、生き易くはなってきたと感じてはいる。しかしありと凡ゆる所に優生思想は機能しているから、街で生きることは差別に向き合い続け、それを変えていくことだと思っている。多くの仲間がまだまだ施設や病院暮らしを強いられる中、街で暮らせるということは人の繋がりの幸運と、そして本人の努力があってこそのことなのだ。 しかし、2016年7月のやまゆり園事件以降、障害を持つ仲間に内在する恐怖が少しずつ大きくなってきているなとは感じている。もっと言えば、不審者という言葉が日常に飛び交うようになった2000年代前後から、私たちに対する眼差しは少しずつ厳しくなっていると感じてきた。 今回、伊是名夏子さん(私は友人なので、なっちゃんと呼んでいる。以後なっち