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2010年10月3日のブックマーク (3件)

  • 貨幣への超過需要か、節約のパラドックスか? - himaginary’s diary

    表題の論争が米加ブロゴスフィアで巻き起こっている。 きっかけは、デビッド・ベックワースが、節約のパラドックスとは貨幣への超過需要の表れに過ぎない、と書いたことにある*1。これにデロングが以下のように噛み付いた。 交換媒体としての貨幣への超過需要ならば、他の資産の利回りはむしろ上がっているはず(∵超過需要を生み出している貨幣の魅力に対し、他の資産は高い利回りで対抗するしかない)。然るに、国債などの安全資産の利回りはむしろ下がっている。 交換媒体としての貨幣の超過需要に対応して貨幣の供給を増やせばよい、とベックワースは言うが、FRBはどのように貨幣供給を増やせば良いというのか? 通常の公開市場操作を手段として用いるならば、国債を買い入れて貨幣を供給する、ということになる。しかし、ゼロ金利下では国債と貨幣はほぼ等価物になっているので、このオペレーションは意味が無い。民間が従来国債の形で貯蓄してい

    貨幣への超過需要か、節約のパラドックスか? - himaginary’s diary
  • 緊急特番・特捜検察は即刻廃止せよ - 雑記録X

    ここ数年来、折に触れ問題視されてきた特捜検察による強引かつ恣意的な事件捜査が、ついに大きな社会問題となってしまった。  最高検は21日、郵便不正事件で主任検事をつとめた大阪地検特捜部の前田恒彦検事を、証拠改ざんの容疑で逮捕した。厚労省の村木厚子元局長が無罪を勝ち取ったあの事件で検察は、早い段階で村木さんの無実を知りながら、証拠を改ざんしてまで無理矢理有罪にしようとしていた疑いが持たれているのだ。  かねてからこの番組では、検察、特に特捜部の担当した事件の問題点、とりわけ検察が自ら描いたシナリオを無理矢理押しつけていく、人を人とも思わないような強引な捜査や、メディアと検察が一体となって事件を作り上げていく手法が、司法の正義をも揺るがしかねない重大な危険性をはらんでいることを指摘してきた。社会正義の体現者たる司法の正義が揺らぐことは、社会正義そのものが揺らぐことを意味するからだ。  今回の「証

  • 中国は反日に萌えているか - 梶ピエールのブログ

    中国屋などを生業にしていて一番いかんと思うのは「建国記念の日」というと反射的に10月1日を思い浮かべてしまうことである。2月11日?それって誰が何をした日でしたっけ? ・・さて、そんな私にとって(?)、前に書いたように領土問題というのは、個人的にほとんど萌えない話題だし、政府の対応のまずさなどについてはいくらでも論じる人がいるでしょうから、そちらにお任せします。 ただ、これも盛んに言われることで、中国政府の強硬政府の背景に民衆のナショナリズムの吹き上がりがある、というのはその通りだとは思うが、これを2005年の反日デモの時とと同列に捉えるのは大きな間違いだと思うので、その点だけ指摘しておきたい。 前回の反日騒ぎの時には、まず2004年に尖閣諸島上陸とか、日の国連安保理常任理事国反対の署名など一部活動家が反日の声を上げていたのが次第に注目を集め始め、同年夏にサッカーアジア杯のブーイングに代

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