2月2日、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、下院予算委員会で証言し、欧州の金融危機が依然として米景気回復の脅威になっているとの認識を示し、米経済への打撃を防ぐためFRBとしてあらゆる手段を講じると述べた。ワシントンで2012年1月撮影(2012年 ロイター/Larry Downing) [ワシントン 2日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は2日、下院予算委員会で証言した。FRBの超緩和的な金融政策はインフレリスクを高めているとの共和党議員の批判に対し、経済には依然として強力なな支援が必要と述べ、FRBの政策の正当性を主張した。 議長は、FRBのゼロ金利政策、雇用重視、住宅政策に関する提言をめぐる共和党議員の批判に対し、繰り返しFRBの立場を弁護。欧州の金融危機が依然として米景気回復の脅威になっているとの認識を示し、米経済への打撃を防ぐためFRBとしてあらゆ