自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の望月秀紀特任助教(神経科学)らのチームが、人工的にかゆみを発生させる実験から、かゆい部分をかいて気持ちよく感じる際には、脳内の「報酬系」と呼ばれる部位が活性化していることを突き止めた。米学会誌に論文が掲載されると、9日に発表した。アトピー性皮膚炎は「気持ちよい」とかき過ぎることで皮膚を傷つけ、症状が悪化する。望月特任助教は「かいた時の快感に関わる脳
本書は少々お高い(3,000円+税)ですが、リーマンショック以降の各中央銀行(FRB、日銀、ECB、BOE)の政策を概観し(第1章)、伝統的金融政策、非伝統的金融政策および為替政策の解説(第2章)、金融政策と財政政策の関わり(第3章)、中央銀行のコミュニケーションについて(第4章)、そして最後に「何をすべきか?」(第5章)で今後日本が取るべき経済政策を述べます。 『金融政策入門』でも書きましたが、本書も非常に分かりやすくまとまっている本だと思います。 特に第2章が素晴らしい!ここでは伝統的金融政策の説明から入り、それをIS−LM分析の枠組みを使って解説。そして「期待」を組み入れたニューケインジアンの金融政策をIS-MP分析の枠組みを使って解説しています。ここは非常にコンパクトにまとまっており、湯本先生の腕のよさを実感できる箇所だと思います。 そして「第2節 ゼロ金利下の金融政策――理論的裏
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