今回は長くなりそうなので、いやいや毎回長いではないか今さら何を言う、と自嘲しつつ早速本題に入る。 しかしこのように「早速」だの「いきなり」だのと書いている時点ですでに早速ではないな、とここで再び苦笑しながらもやはり本題に進む。自分でも不思議な気がしないでもないのだが、単刀直入に本題に入れない体質になってしまった感がある。これではまるで他人事ではないか。 かかる無駄な前フリや前置き、マクラの類を廃すると当ブログがどれだけつまらなく読みやすくなることだろう、などという一文がすでに無駄である。これは自嘲ではなく自重して、今度こそ本題に入る。 えーともうおなじみ、いつものやつ。実は少々疲れたため少し休みたいのだが溢れ出る使命感とサービス精神が、そんなことはどうでもいいとして、だから本題と言ったではないかすまぬすまぬ、『松田聖子アルバム全曲解説』だ。今回は第32回で、お題はアルバム”風立ちぬ”の4曲