今週のレギュラーガソリンの小売価格は、1リットル当たり150.1円と9週連続の値上がりとなりました。アメリカとイランの対立で中東地域の緊張が高まっていることから、来週も値上がりが続く見通しです。 これは、去年5月以来の高い水準で、値上がりは9週連続です。 米中の貿易交渉の進展で、世界経済が持ち直すとの期待感から先月の原油価格が世界的に上向いていたことが要因です。 一方、今後の見通しについて石油情報センターは、アメリカとイランの対立で中東情勢が緊迫感を増していることから、原油の供給に影響が出るおそれもあるとの見方が広がってさらに原油価格が上昇し、来週も値上がりが続くと予想しています。 石油情報センターは「イランがアメリカ軍の拠点を攻撃して緊張は一層高まっていて、再来週以降もガソリン価格の上昇につながる可能性がある」と話しています。
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