概要 PICの新16FシリーズからmTouchという静電容量式のタッチセンサ用モジュールが載り始め、タッチセンサが簡単に作れるようになったというので遅ればせながらちょっと試してみました。 基礎 新しいPIC16F(Enhanced Mid-Range PIC)にはCapacitive Sensing Module(CSM)が載ったものがあります。タッチセンサの実現にはこのモジュールを使います。 タッチパッドに指が触れることでマイコンから見たタッチパッドの静電容量が大きくなります。内部ではこのCと別に内部で用意されたRで発振回路が構成され、タッチパッドの静電容量で周波数が変化するクロック源となります。 PICに載っているタイマのクロック源としてこのCR発信器によるクロックを指定することができます。通常、指がセンサに触れると静電容量が大きくなり、発振周波数は小さくなります。すなわちそれがクロッ
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