7月11日に投開票される那覇市議選。立候補者のポスターを貼る掲示板は371カ所にも上る。張り出す作業は、場所の確認など含め膨大な作業になる。沖縄県内のIT企業に勤めながら、個人としてシビックテック活動を行なっている大田小波さん(26)が、市内各地にある掲示版へ簡単にたどり着けるようネット上でマップを公開した。きっかけと想いを聞いた。(デジタル部・儀武勝希) シビックテック(Civic Tech)とは 市民(=シビック)とIT(=テクノロジー)を掛け合わせた造語。市民自らがITを活用し生活を便利にしたり、行政サービスの問題や、社会課題の解決に取り組む活動をいう。 元々コンピューター関係の仕事に就きたかったという大田さん。高校卒業後は、海外留学を見据え県内の専門学校で英語を学んだ。その後、海外観光客向けにWi-Fi端末をレンタルする仕事に従事しながらプログラミングスクールに通い、ウェブに関する