あまりの、すごさに。 ちょっとまだクラクラするというか、胸が苦しくなるほどに打ちのめされているのですが、どうしても今のこの感情や気持ちをきちんと記しておきたくて。 映画館を出てそのままにパソコンに向かい、勢いづいたままこの文章を書いています。 公開初日の今日、平日の朝9時から映画『天気の子』を観てきました。 新海誠監督による、『君の名は。』から3年ぶりの新作です。 何がどうすごかったのか、これから劇場に観に行くか迷っている人たち向けに、または劇場であの感情を共有したであろう人たちに向けて少し書いてみます。 以下、ネタバレしないように気をつけて書きます。核心には触れませんがあらすじには触れます。オタクならではの早口っぽい喋り方ですがお許しください。 先に言っておくと、どストレートで清純な『君の名は。』に続く次の物語は、泥臭くてアウトローな10代の汚さと大人の不条理な愚かさが詰まっていました。