今日6月18日は私の誕生日。 とうとう50歳になった。 50歳になってしまった、という言い方がより実感に近い。 昨日まで49歳で今日から50歳。 1歳年齢が上がったわけだが、もちろん正確には昨日は 49.997歳で今日は50.000歳になった、というだけのことで、実質的にはほとんど何も変わらない。 去年の誕生日、49歳になったときから、すでに気持ちは50歳に向かっていた。去年の秋頃にはもう50歳になった気分でいた。 私はどうも「50歳」という区切りにこだわっているらしい。 40歳でも60歳でもなく、50歳。 60歳は「還暦」と呼ばれ、世間的にはより大きく取り上げるけれども、たぶん10年後、60歳になったとしても、今ほどの感慨はない気がする。 なぜそんなに50歳にこだわるのか。 それは私には名実ともに「大人になる」ということに思えるからだ。 20歳で成人式を行う。 だが現代の日本において、2