作成日:2011/01/27 最終更新日:2017/11/06 かいたひと:松崎有理 作家デビューして初の正月をむかえた。 すると関係者や読者の方から「松崎有理さま宛で年賀状を出したんだけどもどってきちゃいました」というメールがあいついで舞いこむ事件発生。 いちおう、郵便受けにペンネームは出しておいたし、宅急便は問題なく届くのでこれまで気づかなかった(出版社からのゲラは宅急便でくるのです)。 しかし、郵便物が届かないのはとてもまずい。 さっそく対策すべく、地元の郵便局へ走る。 「すみません。いま、うちの郵便受けってこんなかんじなんですけれど これでは、松崎宛の郵便物が届かないんです」 まつことしばし。 責任者登場。 責任者「じつは、郵便受けに名前を出すだけではだめなんです。 郵便局には、各住居にだれがすんでいるかを登録している配達台帳が存在しまして、 そちらに名前がないばあい、郵便物は差出
「女子は昔からスカートと決まっています。生徒から特に希望する声もありません」。記者は2020年10月、和歌山県内の公立高校(全日制)で、女子生徒の制服にスラックス(ズボン)を導入している学校がどれほどあるか調べた。結果は35校中18校でほぼ半数。冒頭の言葉は導入していない高校の教諭が発した言葉だ。断定口調がむしろ引っ掛かった。本当にそうなんですか? 「本来の自分出してよいのか」 取材の中で、ある中学生(15)と知り合った。 生まれた性は女性。しかし、幼少期から「自分が男の子なのか、女の子なのか分からなかった」という。男性と女性、二つの性が必ずしも自分に当てはまらない「複雑な心の性別」を感じてきた。 自身のことを「俺」と言ったり、脚を開いて座ったりしていると、周囲から「女の子なんだから」と立ち居振る舞いを注意された。納得できなかった。「うまく表現できないけれど、周りの大人の考える『女の子像』
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