東京のラジオ局「エフエム東京」は、子会社の抱えていた赤字が業績に影響を与えないようにするため、この子会社を決算の連結対象から外す不正な処理を行っていたと発表しました。 これは21日、エフエム東京が記者会見を開き明らかにしました。 それによりますと、ことし3月までの3年間の決算で、子会社が抱える赤字がエフエム東京の業績に影響を与えないようにするため、子会社の株式の一部を売却するなどして、決算の連結対象から外していたということです。 エフエム東京ではことし4月に社内の窓口に内部通報があり、第三者委員会を設置して調査していました。 第三者委員会の報告書によりますと、エフエム東京は、デジタルで放送する新しいラジオ事業を行う子会社に多額の投資を行い積極的に事業を進めたものの、多額の赤字が出て債務超過に陥ったということです。 このため当時の経営陣の責任が問われる事態になることを避けようと、子会社を連結
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