(編集部注:このブログエントリの原文で述べられているOLPCのデバイス上におけるWindowsの稼働について、OLPCに確認したところ、誤りであることが判明しました。 OLPCのXOデバイスでWindowsの稼働を実現すべくMicrosoftと積極的に共同で作業している人物は同団体にはおらず、また、OLPCはオープンソースに確固としてコミットしている、と同団体では述べています。OLPCでは、今回の件に関する一連の報道の訂正について、OLPCのWalter Bender氏のコメントを含んだArs Technica掲載の次記事を参照するように述べています。 「OLPC project clarifies: no plans for Windows support」(英文) このブログエントリにより、関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします) Nicholas Negropon
香港発--100ドルノートPCプロジェクトをまとめるNicholas Negroponte教授は、One Laptop Per Child(OLPC)が低価格デバイスの購入について複数の富裕国と交渉中であることを明らかにした。ただし、これらの国々は自国のためではなく貧しい国々のためにデバイスを購入することになる。 Negroponte教授は当地で開催中の「ITU Telecom World」カンファレンスで、OLPCがナミビア向けのノートPC発注に関してフィンランドと交渉中であることを明らかにした。OLPCはほかにも、パキスタン向けの購入についてはUAEと、そしてアフリカのフランス語圏の国々向けノートPCの購入支援についてはフランスとそれぞれ交渉中だという。 しかしNegroponte教授は、欧州の貧困国にノートPCを提供するつもりがないとしている。同氏は、「欧州、米国、日本と交渉すること
導入する各国政府は少なくとも原価分は負担するので、先進国がまるまるチャリティーとして後進国に配るわけではありません。「きれいな水や予防接種を与えるべきで、コンピュータなぞを与えても無駄になる」という意見は、「先進国以外の国々はどこも不潔で今にも死にそうな子供達ばっかりである」という考えにでも基づいているのでしょうか。最貧国ではないけど次の発展を目指すという国が数百億円を投資しようと思う場合、最貧国の衛生向上のために援助するよりは自分の国の教育に使いたくなるでしょう。 「デジタルディバイドの改善」というのは決してOLPCの人が高々と掲げている目標ではありません。子供がインターネット上の雑多なごみのような情報に触れられるようになったところで、それがいったいどれだけの教育効果を持つのかは僕にも不明です。 紙と鉛筆のほうが良い。というのは一理あるとは思うのですが、教科書の代わりをさせるということに
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