すなふきんさんの記事:小さな政府と社会保障の両立を求める変な国民(http://d.hatena.ne.jp/sunafukin99/20090908/1252362873)を読んだ。 また、「小さな政府」や「健全財政」という理念を不磨の大典のごとく信奉する改革原理主義者たちは、できれば医療保険制度や社会保障制度についても縮小撤廃の方向へ持っていきたいはずだが、日本国民の大部分はそうは思っていないだろうことは世論調査の結果からも推測できることだ。にもかかわらず表面的には「小さな政府」「健全財政」を支持する国民世論が強いようにも見える。これは本来矛盾することなのだがどういうことだろう。アメリカでは保守派による医療保険拡大への「草の根的」抵抗が根強いことを日本国民の多くは理解できないかもしれないが、むしろアメリカ保守派の姿勢の方が首尾一貫しているともいえる。「小さな政府」を求めつつ「社会保障充