政府がプラスチック製レジ袋の有料化を全国の小売店に義務付けてから7月1日で1年を迎える。マイバッグ持参が浸透してきたスーパーとは異なるコンビニでの取り組みが期待され、実際に客の4人に3人が袋を辞退する効果が出ている。環境保全へ一歩前進だが、もともとプラごみ全体に占める割合はわずかで削減効果は限定的だ。他のプラ製品も含めた対策の広がりや消費者の関心の高まりが課題となる。 日本経済総合研究センターによると、レジ袋の需要は近年伸び、2019年は約19万7千トンだったが、20年は19年比36%減の12万6千トンに縮小した。
「“一億総中流社会”を一つの好ましい事実として誇っていた日本であったが、今や中間層が減少して、富裕層と貧困層の増加がめだつ“格差社会”に入った、との認識に合意のある時代となった」。経済学者の橘木俊詔さんは著書『日本の構造 50の統計データで読む国のかたち』の中でそう語ります。 本書が教えてくれるのは、統計データを紐解くことで炙り出された日本の今と、これから直面するであろう課題です。コロナ禍の不況で真っ先に解雇のターゲットとなった非正規労働者の実態、なかなか是正が進まない男女間の賃金差の現実など、今回は本書から特別に、数字が示す“格差社会・ニッポン”についてご紹介します。 女性の賃金は男性の75%。先進諸国における格差は2位 男女間の賃金格差について、日本は世界的に見てどのような位置にいるのでしょうか。本書では国際機関、OECD(経済協力開発機構)によるデータを用いて紹介しています。その中で
世界中で愛されている絵本『はらぺこあおむし』の出版を手掛ける偕成社は6月7日、毎日新聞が5日掲載した風刺漫画への抗議を、今村正樹社長名義で掲載しました。 偕成社による声明文。アクセスの集中のためか、ページが開きにくくなっている(6月9日正午時点) 風刺漫画は「エリック・カールさんを偲んで… はらぺこIOC」と題し、あおむしに扮するIOCのバッハ会長らが、リンゴならぬ「ゴリンの実(放映権)」を食す姿を描いたもの。イラストレーターのよこたしぎさんが、1998年から続くコーナー「経世済民術」上で発表しました。 偕成社側は、風刺を行うこと自体は表現の自由の観点から異議を申し立てるものではないとしつつも、『はらぺこあおむし』のテーマである「あおむしのどこまでも健康的な食欲と、それに共感する子どもたち自身の『食べたい、成長したい』という欲求」が、金銭的利権への欲望を描く今回の風刺には不適当であると指摘
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