金融市場では日銀の政策修正の前提となる2024年度の消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)の見通しに関心が集まっているが、日銀が2%台に引き上げれば、22年度の実績値と23年度の見通しを合わせて3年連続の2%超えとなる。22年春に日銀は物価の上昇は「一時的」と分析していたが、現状は持続的と言える。写真は2020年12月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato) [東京 26日 ロイター] - 金融市場では日銀の政策修正の前提となる2024年度の消費者物価指数(除く生鮮食品、コアCPI)の見通しに関心が集まっているが、日銀が2%台に引き上げれば、22年度の実績値と23年度の見通しを合わせて3年連続の2%超えとなる。22年春に日銀は物価の上昇は「一時的」と分析していたが、現状は持続的と言える。 このギャップに大きな影響を及ぼしたのは、人口減少による人手不足と値上げに対する企