京都府福知山市の花火大会で露店が爆発し、3人が死亡、55人が負傷した事故で、京都府警に業務上過失致死傷容疑で逮捕された出火元の露店主のとび職渡邉良平容疑者(38)が「給油しようとして、携行缶のふたを開けた」と容疑を認める内容の説明をしていることが22日、渡邉容疑者の弁護士への取材で分かった。同容疑者はこれまで「ふたは開けていない」などと容疑を否認していた。 京都地検は、勾留期限の24日、業務上過失致死傷罪で渡邉容疑者を起訴する方針を固めた模様だ。 府警によると、渡邉容疑者は8月15日午後7時半ごろ、花火大会会場で発電機にガソリンを給油する際、携行缶の減圧用ネジを緩める作業を怠って缶のふたを開けた結果、ガソリンを一気に噴出させて引火、爆発させて多数に重軽傷を負わせた疑いがあり、今月2日に逮捕された。 弁護士によると、渡邉容疑者は「給油しようとして携行缶のふたを開けた。その際、空気抜きを