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リズと青い鳥に関するxKxAxKxのブックマーク (18)

  • これからあいつらがどうしていくのが一番良いのかおれには分からないけど、リズの傘木は立派なやつなので好きにするといいと思う、という話|hatikaduki|note

    これからあいつらがどうしていくのが一番良いのかおれには分からないけど、リズの傘木は立派なやつなので好きにするといいと思う、という話 『リズと青い鳥』、原作にあたる波乱の第二楽章読んだうえで2回見てきました。以下主に傘木希美について。 『リズと青い鳥』における傘木希美は、「姿勢の良いあほ」として映画の中に登場してきます。傘木希美はここ最近あきらかに人生がうまくいってないので、その現実から目をそらして生きてるが故のあほ面なのかなと思うんですが、結局現実に追いつかれてぺしゃんこにされ、様々なことを考えたであろうその物語の最後に、やっぱり姿勢の良いあほとして物語を去っていくんですよね。これがえらい。 過剰に落ち込まずに普段通り機嫌よくしておくことはストレスフルな現実を乗り越える方法の一つであり、また周囲へのこころ遣いであり、強さと優しさがなければ決して出来ることではなく、自分はたいへん感心したので

    これからあいつらがどうしていくのが一番良いのかおれには分からないけど、リズの傘木は立派なやつなので好きにするといいと思う、という話|hatikaduki|note
  • 『リズと青い鳥』鎧塚みぞれの仕草、掴むことについて - Paradism

    みぞれが髪を掴む仕草が描かれたのは、劇中でおそらく12回程*1だったでしょうか。寡黙にして映像*2で語ることが主体とされた作にあって、彼女のこの癖は強く印象に残り、決して多くを語ろうとはしないみぞれ自身の感情を映すものとして重要な役割を果たしていました。足や手の芝居、瞼、眼球の動きにまで心情の変遷・動きを仮託していた今作ですが、冒頭から終盤まで物語の転換点となる場面で描かれたこの癖はその中でも特に強調されていたように思います。 ただその仕草が具体的にどういった感情を代弁していたのか、ということまではハッキリとは分からず、むしろその描き分けはぼんやりと感情の輪郭を描くに過ぎませんでした。なにかを言い淀むように髪に触れ、掴み、心の中に留める仕草。それは明確な心情が芝居から滲み出る類のものではなく、“なにかしらの感情・言葉を心の内側に抱いている” と感じ取ることが出来るだけの芝居であり、そんな

    『リズと青い鳥』鎧塚みぞれの仕草、掴むことについて - Paradism
  • リズと青い鳥_感想 - 55lammyの雑記帳

    観ました。公開初日と、それと昨日にもう一度。色々な意味でおそろしい映画で、山田尚子監督作品を今後もずっと追っていこうと改めて思わせられたすごい映画でした。 まあ鑑賞しての第一印象は「傘木希美の理解者が誰一人としていないのがいたたまれない。吐きそう」だったんですけど……。 ※以下いちおう映画未鑑賞者閲覧非推奨で ------------------- 【感想】 【演出全般について】 持つ者と持たざる者とのすれ違いやそこに生じる心の痛み〜〜といった王道ゆえに手垢つきまくりで傷気味になりやすく難しい題材を、みぞれと希美の二人だけの小さな世界を描くという選択と集中と、それを全方面において記号的表現を徹底的に排除し真摯に描き切るという一点突破によって唯一無二の作品に仕上げてきたところが圧巻で、また山田尚子監督作品に「すごいものを観てしまった……」という思いにさせられてしまった。 どのカットにも演出

    リズと青い鳥_感想 - 55lammyの雑記帳
  • 『リズと青い鳥』という残酷で美しい物語について - Retired Colourman

    追記 2018-05-15: ずっと前からこのテキストでの希美の感情の扱いが雑であることが気になっていたのですが,様々な理由から修正はしないことにしました.みなさんが各々正しい答えを見つけてほしい. 2018-04-30: 全体的に文章を修正しました : 差分 2018-04-29: みぞれの使っている楽器がフルートになっていたので直しました.こういう重要なところで間違えるやつは何をやってもだめ.:差分 2018-04-28: 希美の心情について修正をしました. : 差分 0. はじめに この記事は,映画「リズと青い鳥」の感想についての記事です. このブログを読む前に,自分が当てはまるものの注意書きを読んでいただけると助かります. まだ『リズと青い鳥』を見ていない人へ この記事にはネタバレがあります.まず『リズと青い鳥』を見てください.できればこの記事を読まずに.そうしてあのイントロの衝撃

    『リズと青い鳥』という残酷で美しい物語について - Retired Colourman
  • 『リズと青い鳥』ミュージックPV

    『リズと青い鳥』大ヒット上映中! 上映劇場一覧はこちら⇒http://liz-bluebird.com/#theater ■あらすじ 鎧塚みぞれ 高校3年生 オーボエ担当。 傘木希美 高校3年生 フルート担当。 希美と過ごす毎日が幸せなみぞれと、一度退部をしたが再び戻ってきた希美。 中学時代、ひとりぼっちだったみぞれに希美が声を掛けたときから、みぞれにとって希美は世界そのものだった。 みぞれは、いつかまた希美が自分の前から消えてしまうのではないか、という不安を拭えずにいた。 そして、二人で出る最後のコンクール。 自由曲は「リズと青い鳥」。 童話をもとに作られたこの曲にはオーボエとフルートが掛け合うソロがあった。 「物語はハッピーエンドがいいよ」 屈託なくそう話す希美と、いつか別れがくることを恐れ続けるみぞれ。 ――ずっとずっと、そばにいて―― 童話の物語に自分たちを重ねながら、

    『リズと青い鳥』ミュージックPV
  • 「リズと青い鳥」を見た

    以下ネタバレ 最初、おっ百合百合しいなwktk 序盤、希美先輩と鎧塚先輩がなんかギャルと童貞コミュ障みたいやな 中盤、希美先輩が束縛系毒親に見えてくる 終盤、おっ鎧塚先輩が希美先輩から独立か!? 最後、結局元鞘かーい まぁ、鎧塚先輩の気持ちはわからんでもない。 友達いないコミュ障だから初めてできた友達に依存しちゃうよね。 でも、友達が全部とか大学の進路を友達が行くからでなんも考えずに決めるってかなりヤバい。依存度激高。 新山先生と続く第三章の演奏のシーンでは鎧塚先輩が希美先輩を送り出すこと、別れを受け入れるって流れだったように見えたんだけど、そのあとで鎧塚先輩が「希美が全部だ、音楽始めたのも、音大行くのも、全部希美がそうするからだ」って言っちゃう。 で、そのあとに希美先輩は模試の勉強、鎧塚先輩はオーボエの練習のシーンが入って進路が分かれることを暗示させるんだけど、鎧塚先輩大丈夫?ちゃんと進

    「リズと青い鳥」を見た
  • 「リズと青い鳥」はロックンロールである。 - おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜

    おおよそ正気の沙汰ではない。 そもそも吹奏楽だ。ロックではない。 でも僕はこの物語を、ロックンロールと呼びたい。 サンボマスター的価値観でもってこの文を書く。 リズと青い鳥は。 希美とみぞれの物語は、イヤな話である。 すれ違いですら無いと思う。 むしろ軋轢、軋みながらジリジリと這い進む、 歪なふたりの話である。 みぞれのそれは、余りに一方通行な想いの物語だ。 どこまでも狭い視点で展開される針穴の物語。 希美しか見えず、希美しか見られない。 梨々花という外部の干渉もあったが、 みぞれの能動的な意思は希美にのみ向けられている。 みぞれの世界は望美によって始まり、 希美によってのみ決定される。 希美がいるから、みぞれが在る。 自身の存在が希美を苦しめるなど、みぞれにとっては絶対にあってはならない。 希美のそれは、嫉妬と自己嫌悪の廻廊だ。 数多い友人のひとりに過ぎなかったみぞれ。 そんな彼女が隠し

    「リズと青い鳥」はロックンロールである。 - おまけの一日ブログ 〜Too Late To Die 〜
  • リズと青い鳥 - アニクラはじめました

    アニメーションには動く快楽という側面があるように思う。 来は動くはずのない「絵」が動くという驚き、そこからくる喜びもまたアニメーションの良さであり、他のジャンルにはない快楽であるように思う。 アニメには、声、音、光、動き、キャラ、物語、ストーリー、演出などなど、数々の要素がある。それぞれは普段は別々ではなく、一体にまとめて受け止め楽しむものではあるが、ふと、そのそれぞれ1つ1つの要素に見入ってしまう瞬間がアニメにはある。 その魅入られる瞬間そのものは意図された「演出」の場合もあるし、そうではないものもある。 宮崎駿作品には大きなアクションに入る前に、「ため」の動きだけを魅せるシーンがよくある。流れていくストーリーを力任せに変える力のあるアクションシーンには、その直前の「ため」を魅せることで、説得力を持たせることができる。「絵が動く」アニメーションならではの魅力が、物語を大きく変えていくの

    リズと青い鳥 - アニクラはじめました
  • 【邦画/アニメ】『リズと青い鳥』ネタバレ感想レビュー--「アニメでしか表現できないこと」を追求したうえでの、日本映画界への殴り込み - ヤガンEX

    監督:山田尚子/脚:吉田玲子/原作:武田綾乃 配給:松竹/公開:2018年4月21日/上映時間:90分/アニメーション制作:京都アニメーション 出演:種崎敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、杉浦しおり、黒沢ともよ、田望結 スポンサードリンク 78点 日映画制作に関わるものたちは、『リズと青い鳥』の登場に焦るべきである。山田尚子監督は、気で日映画界に殴り込みをかけている。特定層だけに向けられた深夜アニメのノウハウを活かしつつ、映画作品においては全世代にターゲットを広げようと試みていて、それは『たまこラブストーリー』のときからずっと成功を収めている。窓ガラスの三角シールをここまで情緒的に画面に取り込んだ映画が、過去あっただろうか。 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫) 作者: 武田綾乃 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2017/

    【邦画/アニメ】『リズと青い鳥』ネタバレ感想レビュー--「アニメでしか表現できないこと」を追求したうえでの、日本映画界への殴り込み - ヤガンEX
  • 映画『リズと青い鳥』感想 - イマワノキワ

    山田尚子監督、京都アニメーション制作の劇場アニメーション"リズと青い鳥"を見てきました。 これから感想を描きますが、バリバリにネタバレなので未見の方はご注意ください。 山田尚子の怪物的才能が、1秒1カットに余すところなく溢れかえる、感情の超細密画でした。 青春の、ヒトの気持ちがどのような音を立てて触れ合い、変化していくかに少しでも興味がある人は、見なければいけない作品だと思います。 ネタバレなので折りたたみます。 というわけで"響け! ユーフォニアム"の正式続編でありながら、その看板を外した作品。 "聲の形"で見せた微細にして残酷に、愛を持って青春を分解していく山田尚子の眼力と腕前はますます冴え渡り、細やかな仕草や音に力強く接近して、柔らかな感情がこすれる衣擦れ、青春が出血していく瞬間の産声全てを写し取ろうという執念を、見事に映像に仕上げていました。 凄まじいのは、その微細な観察眼を余す

    映画『リズと青い鳥』感想 - イマワノキワ
  • 『リズと青い鳥』公開初日レビュー - okamurashinnのブログ

    『響け! ユーフォニアム』の外伝的な立ち位置である、映画『リズと青い鳥』(以下、『リズ』)が4/21(土)に公開された。筆者も期待に胸を踊らせ、日朝一番の回で見てきました。その興奮のままに、作の簡単なレビューをしようと思う。ネタバレ記事になりますので、ご容赦を。 映画『リズと青い鳥』概要・あらすじ 作は田中あすかたちが卒業し、黄前久美子や高坂麗奈が2年生になった年を描いた物語。3年生・鎧塚みぞれ(以下、みぞれ)の視点を中心に物語は展開していく。 前の年に中学からの親友であった傘木希美(以下、希美)と仲直りをし、二人で仲良く練習していた彼女たちだったが、新しい学年に上がることで彼女たちの環境は変化していく。新1年生が入部し、希美が後輩と仲良くしていくことでみぞれは希美との距離をまたしても感じることになる。その距離感がコンクール自由曲『リズと青い鳥』のフルートソロとオーボエソロの不安定さ

    『リズと青い鳥』公開初日レビュー - okamurashinnのブログ
  • ちがう歩幅で一緒に歩く――『リズと青い鳥』感想 - 宇宙、日本、練馬

    『リズと青い鳥』をみました。掛け値なしの傑作です。以下感想。 歩く、歩く、立ち止まる。彼女の姿を認める、再び歩く。歩く、歩く、一緒に歩く。歩く、歩く、校舎を歩く。歩く、歩く、彼女の数歩後ろを歩く。歩く、歩く、音楽室へ歩く。二人は一緒に歩いてきた。これまでは。しかし、いつまで一緒に歩いてゆけるのだろう。 『響け!ユーフォニアム』および『響け!ユーフォニアム2』のその後の物語を、山田尚子監督が映画化。監督が変わり、タイトルからユーフォニアムの文字は消え、雰囲気もまた大きく変化して、続編的な立ち位置にも関わらず圧倒的に山田尚子のフィルムであるという強烈な主張が前景化している。 そうして、既存の作品世界を大胆に再編成して語られるのは、静かな決別の物語。中学時代からともに吹奏楽に取り組んできた二人。彼女たちがそれぞれの行き先を見出すまでの道を、コンクールで演奏する楽曲であり、また童話でもある「リズと

    ちがう歩幅で一緒に歩く――『リズと青い鳥』感想 - 宇宙、日本、練馬
  • 『リズと青い鳥』と微熱について - Paradism

    冒頭、鎧塚みぞれを中心に据えた描写から始まった作は徹底して内面を覗き込むような映像で構成されていました。浅い被写界深度、表情を伺うようなレイアウトの数々は言葉ではなく映像ですべてを物語るように繋がり、その瞬間瞬間にみぞれがなにを思い、考えているのかということを寡黙に語っているかのようでした。あらゆる芝居の機微に込められた情報量は言葉にするのも躊躇われるほどの多さと緻密さを誇り、彼女特有のアンニュイな表情も合わさることでより、みぞれの心情を深くそこに映し出していました。 しかし、転換期はみぞれが音大への進学を薦められ、パンフレットを受け取ったあとに訪れます。それまで一様にしてみぞれへ寄っていたカメラが希美を映し、彼女の心情にもそのフレームを寄せていくのです。ですが、それは作が『響け!ユーフォニアム』として描かれていた頃からなにも変わらずに続けてきた物語の分岐に他なりません。すべての登場人

    『リズと青い鳥』と微熱について - Paradism
  • 【インタビュー】『リズと青い鳥』みぞれ役・種﨑敦美×希美役・東山奈央スペシャル対談[後編]-「その一瞬で、ふたりの関係は唯一無二のものになったなと感じたんです」 | 超!アニメディア

    【インタビュー】『リズと青い鳥』みぞれ役・種﨑敦美×希美役・東山奈央スペシャル対談[後編]-「その一瞬で、ふたりの関係は唯一無二のものになったなと感じたんです」 | 超!アニメディア
  • リズと青い鳥・けいおん・たまこラブストーリー-それぞれのリズと青い鳥の役割

    アニメ映画「リズと青い鳥」を鑑賞。 静かにゆっくりと淡々と積み重ねる学園生活を、 繊細な輪郭線で描かれたキャラクターによって描き、 小さな機敏を丹念にすくい上げる柔らかいアニメーション。 アニメーションを壊さないように優しく奏でられる劇伴。 壊れやすいでも極度に洗練された映像がリズと青い鳥にあった。 また絵「リズと青い鳥」部分のアニメーションは、 できるだけ絵調の背景に合わせるようにキャラクターが描かれ、 色鉛筆で描かれたような青い鳥のアニメーションは、 「かぐや姫の物語」以降のものという感じ方をした。 さて作の主題は鎧塚みぞれと傘木希美の関係。 希美に精神的に依存しがちのみぞれ。 みぞれに複雑な感情を抱く希美。 二人はこれまで同じ道を歩みながら、 もう一度これからも同じ道で歩めますか?と問うような話だったように思う。 そんな二人の関係性及びリズと青い鳥の役割を見ながら、 「けいおん

    リズと青い鳥・けいおん・たまこラブストーリー-それぞれのリズと青い鳥の役割
  • 『リズと青い鳥』ネタバレ感想&考察、解説 本作に込められた『愛』の演出を紐解いていく - 物語る亀

    記事は2018年に書いた記事を2023年に改訂しました えー、今回も長い記事になりそうです なんか、京アニは当に毎月語っている気がする…… カエルくん(以下カエル) 別に特別京アニ信者というわけでもないんだけれどね。もちろん、好きな制作会社ではあるけれど…… (※2023年現在は京アニ信者と言えるほどのファンです) 主 3、4ヶ月に1度くらいのペースで映画を公開するからさ。総集編も多いとはいえ、このペースは異常だよね(2023年現在は) 主「この後は……それこそユーフォが控えているのか? 近年は特に重なっていたからなぁ……」 カエル「そして山田尚子作品はどれもこれもが大傑作なので、ぜひとも語りたいことが非常に多いというね」 主「最初に語ったように、この記事は相当長いので覚悟してください! 読み進める価値はあると思います! それから、作は100人が100人違う感想を持つ作品だと思うので

    『リズと青い鳥』ネタバレ感想&考察、解説 本作に込められた『愛』の演出を紐解いていく - 物語る亀
  • 『リズと青い鳥』を観てきた - さらさら録

    観てきた。目が腫れて、立ち上がれなくて、頭が痛くなるまで泣いた。『響け!ユーフォニアム』の世界観はそのままに、空気感を変えたような雰囲気の映画だった。そして、何で『響け!』の名前を外したのかも、観てよくわかった。 決して派手なことは起こらない、きっと意図的に排除されている。緻密かつ静謐に描かれていく日常を、息を詰めて見守る感覚。決して台詞は多くないのだけど、その分映像と音が雄弁に感情を語る。細かな仕草の一つも見逃さないよう、スクリーンを見つめ続ける。高校生の危うさ、なんて簡単な言葉では片づけられない入り組んだ感情を、この上なく丁寧に掘り下げていた。みぞれと希美、ふたりの感情が濃密に溢れ出していて息ができずただ涙がこぼれた。切ない、と単純に言ってしまっていいのかわからない感情で胸がいっぱいになった。 間違いなく傑作だった、万人向けではない類の傑作。この映画を観られて、幸福だと思った。

    『リズと青い鳥』を観てきた - さらさら録
  • リズと青い鳥の感想(ネタバレあり) - 旧萌尽狼グ

    オープニングから音としぐさへのこだわりが見られ、そのひとつひとつに目と耳が釘付けになった。こんなに細かく描いていては、いつこの物語が終わるのかという不安さえした。 みぞれがたたずんでいる空間、時間の流れるスピード、空気感、明るさ、視界の広さ、息遣い、そしてお互いの距離感をつぶさに描写している。この物語は物語のスピードで描かれていない。常にみぞれペースなのだ。 希美が現れる前に別の女子が通り過ぎていくけど、人の歩き方というのは歩幅、股の開き方、足音、歩くスピード、シルエット、すべてが違い、それだけで個人が特定できる(クリーンルームで働いていた経験上)。 あそこで観るものに希美?いや違う、次こそ希美?と思わせることで、気持ちは一気にみぞれに引き寄せられた。 音はASMR的であり、ああ早くヘッドホンで聴いてみたいというのが第一印象だった。もしかしたらヘッドホンだったら微かにみぞれの心臓の鼓動が聞

    リズと青い鳥の感想(ネタバレあり) - 旧萌尽狼グ
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