![Amazon.co.jp: 貧困の基本形態―社会的紐帯の社会学: セルジュ・ポーガム (著), Serge Paugam (著), 川野英二 (翻訳), 中條健志 (翻訳): 本](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c062949891c1b93464656fd49db653c1d73a5f84/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51IhYALeMfL._SL500_.jpg)
資本主義が嫌いな人のための経済学 作者: ジョセフ・ヒース,栗原百代出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2012/02/09メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 834回この商品を含むブログ (15件) を見る いろんな意味で、異色の経済書。しかし、非常におもしろい。 著者が(経済学者じゃなく)哲学者であるというのも変わっているが、もっと妙なのはその立ち位置だ。いわゆる教科書や入門書を除くと、経済に関する本はだいたい二種類に分かれる。第一は、リーマン・ショック以降めっきり旗色が悪くなったリバタニアリズム系の「自由礼賛、規制は最小限に」派、第二はリベラル系の「資本主義を野放しにするな」派だ。 ところが本書は、第一部で前者、第二部で後者を、それぞれにバッサバッサと批判しているのだ。著者に言わせれば、「神の見えざる手」にすべてを委ねようとする右派経済学も、平等のための再分配を過
「いつか読む」は一生読まない、いつ読むの? 人生は短いのに、読みたい本が多すぎる。残り全部を注いでも、いまのリストは読みきれぬ。己の変化を確かめる、再読リストも増えている。今際に後悔しないため「読んでから死ね」が優先なのに、積まれるスピードさらに上。本を通じて出会った人から教わった本がまたスゴい。オフ会は危険な場、積読山がマシマシだ。それでも読むしかない、それも今しかない。 「この本がスゴい!2015」は、この「今」を積み上げた一年間からピックアップしたもの。ネットや読書会を通じてお薦めされた作品もあれば、書店や図書館で「呼ばれた」本もある。非常に愉しいのは、リアルで話し込んでいると、記憶の底からリレースイッチのようにタイトルが"発火"してゆくところ。完全に忘れてた、思いもよらない作品につながってゆく様は鳥肌もの。 世界は対話で拡張する。わたしが知らないスゴ本を"発火"させる、あなたが凄い
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