衣料品をはじめ消費が停滞するなか、大手衣料品チェーンの「ユニクロ」は、消費者がみずから商品を選ぶのではなく、好きなタレントやモデルを指定して、その人が選んだ商品を購入するという新たな販売方法を始めました。 この会社が、インターネットで1000人を対象にアンケート調査をしたところ、「誰かに商品を選んでほしい」と答えた人が44%に上ったことから今回の販売方法に乗り出したということで、消費者の反応を見て、対象をTシャツ以外の商品に広げることも検討したいとしています。 Tシャツを選んでくれるタレントなどは30人いて、このうち、お笑い芸人で作家の又吉直樹さんは、「僕に過度な期待はしないで楽しんでほしい」と話していました。 「ユニクロ」グローバルマーケティング部の松沼礼さんは、「消費者の間に、モノだけでなく体験を楽しむ“コト消費”の流れがある。商品だけでなく、新たな選び方を提案して売り上げのアップにつ