主に大企業の従業員と家族らが入る健康保険組合の2023年度収支が全体で約1300億円の赤字になったことが分かった。高齢者医療への拠出金の増加が響き、赤字幅は12年度以来、11年ぶりの大きさとなった。支払い能力のある高齢者にも一定の負担を求める改革が急務だ。健保組合は従業員と勤務先が毎月支払う健康保険料が主な収入で、医療費支払いなどの保険給付や健康診断といった保健事業を担う。約2800万人が加入
主に大企業の従業員と家族らが入る健康保険組合の2023年度収支が全体で約1300億円の赤字になったことが分かった。高齢者医療への拠出金の増加が響き、赤字幅は12年度以来、11年ぶりの大きさとなった。支払い能力のある高齢者にも一定の負担を求める改革が急務だ。健保組合は従業員と勤務先が毎月支払う健康保険料が主な収入で、医療費支払いなどの保険給付や健康診断といった保健事業を担う。約2800万人が加入
ニコンは24日、風力発電機の羽根に「サメ肌」状のフィルムを取り付けて、発電効率を高める実証実験を始めたと発表した。摩擦抵抗を抑える効果があり、同じ風力でも回す力が高まる。風力発電の拡大を商機と見て参入する。風力発電大手のユーラスエナジーホールディングス(東京・港)が北海道稚内市に持つ風車の羽根にフィルムを取り付ける。フィルムがある場合と無い場合の発電量を1年間かけて比べる。サメ肌形状のフィルム
くら寿司は12日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)への出店概要を発表した。自社で最多となる338席の大型店舗で、自社最長の約135メートルの回転レーンを備える。持続的な漁業に貢献するため、通常なじみが薄い低利用魚をすしネタとして提供するほか、万博参加国にちなんだメニューも用意する。25年4月13日から10月13日まで万博開催期間を通して営業する。回転レーンはアルファベットのEの字型に店内
30日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは一時1.1%を付けた。2011年7月以来およそ13年ぶりの高水準となった。前日には米国で金利が上昇しており、海外金利の上昇圧力が国内にも波及した。29日は米長期金利が一時4.63%と4週ぶりの水準まで上昇した。米景気の底堅さから米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が後退するなか、同日に実施された米7年債入札が「低調」な結果とな
若者人口の流出に悩む北九州市は29日、若い世代の価値観を施策に生かそうと「Z世代課パートナーズ制度」を創設した。市内外を問わず15〜29歳を対象に、北九州を盛り上げたいという熱意ある若者を公募して委嘱する。政策を協議する会議への委員としての参加や、民間企業の地域活性化プロジェクトへの協力などを想定する。同日開いた記者発表には当初メンバーに選ばれた3人が武内和久市長から委嘱を受け、Z世代のデザイ
日銀は9日、4月25〜26日の金融政策決定会合での「主な意見」を公表した。3月会合で決めた政策の維持を判断した一方で、追加の利上げに向けた意見が相次いだ。円安を背景に基調的な物価上昇率の上振れが続く場合には「正常化のペースが速まる可能性は十分にある」といった指摘も出た。3月会合でマイナス金利政策や長期金利を抑え込む長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)など大規模緩和を解除し、政策金利を0
サッカーのイングランド2部リーグで26日、首位レスターのプレミアリーグ昇格が決まった。2位のリーズがクイーンズパーク・レンジャーズに0-4で敗れ、レスター
【この記事のポイント】・赤字の健保組合が増えて24年度は全体の9割弱に・加入者に課す保険料率を引き上げる動きが広がる・収支が改善しなければ健保の解散が増える可能性大企業の従業員らが入る健康保険組合の財政悪化が鮮明になってきた。健康保険組合連合会(健保連)によると全国約1400組合の2024年度予算ベースの経常収支は合計で6578億円の赤字を見込む。高齢者医療への拠出金の増加が響く。少子化対策財源
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