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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (7)

  • 河北新報 東北のニュース/蔵書更新滞り、利用者遠のく 秋田市立図書館

    蔵書更新滞り、利用者遠のく 秋田市立図書館 予算が少ないため、ボランティアに修理してもらうのを待つ破損したの山=秋田市立中央図書館明徳館 秋田市立図書館の購入予算が極端に少なく、蔵書の更新が滞っている。人気の新刊や専門書はそろえられず、古いが並ぶ図書館に、利用者の足は遠のいている。  市立図書館は、中央図書館明徳館、明徳館河辺分館、新屋図書館、土崎図書館、雄和図書館の5館。日図書館協会によると、2012年度の図書費は5館で計1292万2000円。人口1人当たりで計算すると約40円で東北の県庁所在地で最下位だ。域内に約3万人を抱える新屋の予算は89万円、約8万人の土崎は88万5000円と、すずめの涙ほどしかない。  全国の市町村図書館の普及活動をしている小林是綱・元山梨県石和町立図書館長は「図書費は1人当たり600円が理想。新屋と土崎は予算が少ないというレベルを超え、図書館なんて要

  • 河北新報 東北のニュース/ビジネス成功に一役 秋田県立図書館、情報提供サービス

    ビジネス成功に一役 秋田県立図書館、情報提供サービス 図書館が開発を支援した「もみがらエコボード」を使ったパソコン台 秋田県立図書館が、豊富な蔵書で調べたビジネス関連情報を県内企業に無料で提供するサービスを展開している。商品開発やブランド化を支援するのが狙い。依頼は年200~500件に上り、市場調査などの資金やノウハウを持たない中小企業から好評だ。  支援サービスは2001年、米国の図書館の同様の活動を参考に全国で初めて取り入れた。  企業から依頼を受けると、職員がビジネス関連や新聞記事、百科事典などを調べ、情報提供や資料の紹介をする。自館で調べ切れない場合、全国の都道府県立や大学の図書館国会図書館に照会する。県内の関係機関を紹介することもある。  能代市の建築会社「寿建築工房」は11年、コメのもみがらを使った建築材「もみがらエコボード」を開発する際、環境に優しい接着剤を調べてもらった

  • 河北新報 東北のニュース/議会議事録などデータ化 東京で保管、津波免れる 女川町

    議会議事録などデータ化 東京で保管、津波免れる 女川町 デジタルデータ化され、東京で保管されていた女川町の行政文書 東日大震災で役場庁舎が被災した宮城県女川町が、議会議事録など一部の行政文書をデジタルデータ化して東京で保管していた。震災前からの危機管理で文書は被災を免れ、専門家は「津波で公文書まで流失した公的機関も多く、文書保管の先進的な実証例になる」と評価している。  保管されていたのは議会議事録や歳入歳出決算書、地方交付税算定台帳、町広報誌など。CD60枚に文書16万枚分が収められている。最も古くからの記録が残る議会議事録は、明治期の1889年度から2003年度分まである。  町は04年度、情報保存の業務などを手掛ける「プレシード」(仙台市)の提案を受け、デジタルデータ化に着手。文書を1枚ずつ写真撮影してCDに記録し、都内の管理会社に保管を委託した。  震災で4階建ての役場は屋上近く

  • 河北新報 東北のニュース/慶長遣欧使節関係資料 一部は欧州と無関係か 元学芸員指摘

    慶長遣欧使節関係資料 一部は欧州と無関係か 元学芸員指摘 仙台市博物館が所蔵する国宝「慶長遣欧使節関係資料」のうち、一部が欧州と無関係の可能性があることが、元博物館学芸員の研究で浮かび上がっている。資料は仙台藩祖伊達政宗の命を受けてローマなどに赴いた支倉常長が持ち帰った。文部科学省は資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)記憶遺産への登録を推薦。同省は「国宝指定の際に調査している」と全資料登録の価値があると強調している。  研究しているのは、元仙台市博物館学芸員で、考古学が専門の高校教諭佐々木和博さん(63)。  国宝資料47点のうち、鞍(くら)や四方手(しおで)など馬具4点が、日中国の明で製作された可能性があると指摘する。  いずれも具体的な入手地の記録はなく、類似する国内外の馬具の文様や形式から製作地と年代を類推した。  47点は、伊達家に献上された3点と、藩が支倉家改易の際に没収し

    xiaodong
    xiaodong 2013/04/28
  • 河北新報 東北のニュース/津波かぶった写真の修復 洗う前に複写を 仙台の写真家

    津波かぶった写真の修復 洗う前に複写を 仙台の写真家 水に漬かり、色素の一部が抜けた写真(左)と、デジタル処理で修復した写真(tcd東北カラーデュープ提供) 東日大震災で海水や泥水に漬かった写真の取り扱いに、専門家が注意を促している。震災から1カ月以上たち、水で洗うと色素が抜け落ちるケースがある。専門家は「大切な思い出が消えないよう、洗う前にカメラで複写した方がいい」とアドバイスしている。  仙台市青葉区の写真家田長彦さん(38)は4月中旬から、親類が住む宮城県南三陸町で津波をかぶった写真を修復し、所有者に返却する活動に取り組んでいる。ボランティアが被災地で写真を水洗いする動きも広がっているが、「水洗いで修復できる時期は過ぎた。複写に切り替えた方がいい」と指摘する。  印画紙の感光層はゼラチンが使われ、水に弱い。田さんは「アルバムのフィルムと写真が密着している場合、無理にはがすと修復

  • 河北新報 東北のニュース/公文書 容易に管理 電子システム 県が新年度から稼働へ

    公文書 容易に管理 電子システム 県が新年度から稼働へ 山形県は新年度、職員が作成した公文書の概要や所在を容易に把握できる電子システムを稼働させる。行政文書を「民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」と位置付ける公文書管理法が4月に施行され、自治体にも公文書の適切な管理を求める努力規定が発効するのに対応する。  システムは、職員がさまざまな政策を進める際に作る「起案書」の作成も支援する。従来は職員のパソコンに文書のデータを保存していたが、県庁のサーバーに一括管理し、一覧表の作成などを容易にする。  県の意思決定が済み、決裁を経た公文書には番号が付けられる。従来は各部署が番号を紙の台帳やパソコンソフトなどでばらばらに管理し、そもそも県全体で公文書作成件数がどのくらいあるのかも定かでなかった。  現行の情報公開制度でも、開示請求があれば対応する公文書の存在は明らかにしてきたが、どのような公文

  • 河北新報 東北のニュース/桑折・2月閉店の「カフェ図書」 町民加わり再出発

    福島県桑折町中心部で今年2月末まで、喫茶店と図書館を組み合わせた「カフェ図書―plat(プラット)」を運営した東北大の学生サークル「都市・まちづくり研究会」が21日、店名を「まゆたま」に改めて旧店近くの桑折町北町に再オープンさせる。プレハブ小屋を活用した旧店から引っ越し、金物屋だった空き店舗に店を構えた。町民にも運営委員になってもらい、町全体を巻き込んだ運営を目指す。  カフェ図書は、誰でも気軽に入れる場所を町中心部につくろうと始まった。家具とは町民から譲り受け、研究会手作りのプリンやクッキーを提供。約4000冊の蔵書を備え、昨年10月の開店から営業した4カ月半の間に約1100人が訪れたが、店舗の契約上の理由で閉店した。  研究会の代表で都市・建築学を専攻する苅谷智大さん(23)=東北大大学院工学研究科1年=は「応援してくれる人もいたが、カフェ図書のことを知らない町民が多かった」と経緯を

    xiaodong
    xiaodong 2009/11/08
    「カフェ図書は、誰でも気軽に入れる場所を町中心部につくろうと始まった。」
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