米OverDrive社が、中国の取次業者である中国図書進出口(集団)(CNPEIC:China National Publications Import and Export Corporation)と、2013年北京国際ブックフェアの開催期間中(2013年8月28-9月1日)に、提携を締結していました。 OverDrive社のプレスリリースによると、この提携によりOverDriveと提携する出版社は中国での新たな市場を得ることになり、またOverDrive社は中国の図書館等における電子書籍貸出サービスを展開するとのことです。なお、CNPEICは中国の10,000以上の図書館や機関と取引があるとのことです。 OverDrive to provide digital content to Chinese libraries and retailers(OverDrive, 2013/9/13
2013年8月26日、米国の電子書籍ベンダOverDrive社が、図書館の電子書籍サービスの利用者を対象に行った調査の結果を公開しました。この調査結果は2013年8月1日から4日にかけて開催されたOverDrive社のユーザカンファレンスで発表されたもので、今回一般向けに公開されました。 調査は2013年春に行われ、電子書籍サービスの利用者70,000人を対象としています。回答者のうち77%が女性で、59%は40~64歳、41%が高等教育を受けた経験があり、65%以上は世帯収入が5万ドルを超えていました。 主な結果として、回答者の51%が図書館の電子書籍サービスに週に1回はアクセスし、残りのうち30%も月に1回はアクセスしている一方で、35%の回答者は図書館に足を運ぶ頻度が月1回未満であったことや、回答者の62%は電子書籍サービスにアクセスする際には特定の本を借りることが目的であったこと等
米国のOverDrive社が、“次世代”へとリニューアルした同社の電子書籍サービスの試験的導入の状況についてブログで紹介しています。リニューアルの内容には、ブラウザ上で動作する電子書籍ビューワーの採用や、レスポンシブウェブデザインによるモバイル対応などが挙げられています。現在、この“次世代”バージョンはブルックリン公共図書館などの22の図書館(コンソーシアム)で導入されており、その一部についてアクセス数やサイト滞在時間の増加などの効果があったとブログで述べられています。2013年初めには全ての図書館へと提供範囲が拡大される予定です。 Reader Engagement Soaring at Next Gen Libraries(OverDrive Blog 2012/12/19付け記事) http://overdriveblogs.com/library/2012/12/19/reader
図書館向け電子書籍サービスを提供している米国のOverDrive社が、OverDrive社のAPIを利用して、OPACから電子書籍へのアクセスを提供している事例をブログで紹介しています。コロラドの州の2つの図書館ネットワーク、Marmot Library NetworkとRangeview Library Districtが挙げられています。前者ではオープンソースのVuFindを用いたOPACが構築されており、通常の書籍などと同様に、OverDrive社から提供される電子書籍を検索し、そこからサンプルを表示したり貸出へと進めるようになっています。 例:Marmot Library NetworkのOPACの検索結果一覧 http://opac.marmot.org/Search/Results?lookfor=&basicType=Keyword&filter[]=econtent_sou
米国の大手電子書籍ベンダOverDrive社が2012年4月に存在を明らかにした利用分析レポートが、ニュースサイト“INFOdocket”によって公開されています。“Library Media Network eBook Report: Summary of Select Traffic and User Behavior Statistics”と題された8ページのレポートで、2012年3月の利用ログを分析したものです。 Overdrive Library Media Network eBook Report (Big Data 1) http://www.scribd.com/doc/94302507/Overdrive-Library-Media-Network-eBook-Report-Big-Data-1 Full Text: OverDrive’s Library Media N
米国の電子書籍ベンダであるOverDrive社のサービスを通じて、図書館で借りられたあるいは予約された電子書籍のランキングが、同社のウェブサイトで公開されているようです。同社のサービスは世界中で15,000館を超える公共・学校図書館が導入しているとされています。このランキングは、大人向け/子ども向け、フィクション/ノンフィクション、電子書籍/オーディオブックという区分による計8種類が公開されており、米国、英国、カナダ、オーストラリアという4か国のデータを見ることができるようです。ランキングは毎月更新されるようです。 Most Downloaded Books from the Library (Global) (OverDrive) http://search.overdrive.com/Most-Downloaded-Audiobooks-eBooks-Library/ Which E-
2011/11/18付けのDeseret Newsに、米ユタ州のソルトレイクシティ公共図書館の電子書籍サービスの話が紹介されています。同館ではOverDrive社のサービスを通じて、利用者に5,253冊の電子書籍を提供しているそうです。2010年12月以降の貸出回数は16,000回を数え、電子書籍の提供は成功していると言えるものの、コスト面で問題があるとされています。同館では、OverDriveのサービスに年間1.2万ドルを支払っており、更に、契約タイトルごとに費用がかかるそうですが、その価格は紙の書籍よりも平均で8ドル高額だそうです。記事では、電子コンテンツの契約に詳しい人物による「このモデルが変わらないと、図書館は困ったことになるだろう」という言葉が紹介されています。 S.L. library pays more for e-books than for print (Deseret
米OverDrive社は、世界中で15,000館以上の公共・学校図書館に対して電子書籍サービスを提供しており、2011年9月にはAmazonの電子書籍リーダーKindleとの連携も発表しました。同社が、10月12日、2011年第三四半期の統計を公開しました。それによると、2011年は、9月30日までで、同社と契約している図書館における電子書籍の貸出回数が1,200万を記録したそうです。これは対前年比で3倍になり、2011年全体では1,600万回を超えると予想されているそうです。ユーザは前年の2倍のペースで増加しており200万人が新規に登録したとしています。また、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末の利用が伸びているとも述べられています。 eBook Growth in Public Libraries Powered by OverDrive Results in Record Ch
2011年6月15日に、米国のOverDrive社が、電子書籍の需要に対応するため、図書館向けにデジタル著作権管理(DRM)フリーの電子書籍の提供等の計画を発表しています。OverDriveのプレスリリースによると、“OverDrive WIN”と名付けられたこの計画において、以下に挙げた事柄等について推進していくようです。 ・電子書籍のファイルフォーマットによって引き起こされている図書館員や読者の混乱を解消すること ・図書館員が蔵書構築やヘルプテスク業務にかける時間を短縮できるようにすること ・2011年後半にKindleとの連携を行うこと ・DRMフリーの電子書籍を提供すること OverDrive to Announce Solutions for Libraries to Meet Explosive Demand for eBooks (OverDrive 2011/6/15付けの
米国の電子書籍ベンダーのOverDrive社は、同社がサービスを提供している図書館の電子書籍を、iPhoneやAndroid端末などの携帯端末で直接借り出して閲覧できるアプリをリリースしたとのことです。 米OverDrive社、公共図書館の電子書籍をスマートフォンに直接ダウンロードできるビューワアプリをリリース(2011/1/6付けhon.jpの記事) http://hon.jp/news/1.0/0/2029/ Libraries Provide Direct eBook Downloads on iPhone & Android(2011/1/4付けOverDrive社のプレスリリース) http://www.overdrive.com/News/getarticle.aspx?newsArticleID=20110104
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