目次: 台湾の言語事情 台湾史から見る日本語 台湾に残る日本語 台湾で見つけた「日本語」 昔はもっと残っていた日本語 台湾の言語事情 日本統治50年の歴史がある台湾には、今でもしれっとしたところで「日本文化」が残っていたりします。 昔の日本の姿のまま残されているものもあれば、時代と共に台湾ナイズされ原型をほとんど留めていないものもあるのですが、そういった「日本人の置き土産」がいちばん色濃く残っているのが、言葉です。 台湾で使われている言葉を簡単にまとめると、上の図となります。 「中国語族」「原住民語族」は、私が便宜上勝手につけた名称で、言語学的にはカッコ内の名称となります。 台湾で話されている言葉は、「中国語族」が圧倒的ではあるし、普段耳にする言葉も「中国語族」がおそらく99%。しかし、こうして見てみると台湾ってかなりの多言語・多民族国家なのです。 一つ注目すべきは、日本統治時代は「高砂族
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