![コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(19)大秘密第四番 - これまでしてきたことが問題を解決しなかったら、何か違うことを勧めるのがよい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/57b9d98a258640151088e0ef348057beba250c1b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi0.wp.com%2Fkeieikanrikaikei.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F04%2Ff2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4.jpg%3Ffit%3D420%252C315%26ssl%3D1)
■ 事業部を完全なプロフィットセンター扱いできないことに日本人は慣れ過ぎている! 前回、事業部制組織はひとつの事業部にプロフィットセンターとしての会計責任を設定し、トップマネジメントはそれぞれの事業部に対する経営資源の配分に関する意思決定を担う、事業ポートフォリオマネージャーとしての会計責任があるという非常にシンプルでかつ基本的な事業別組織の業績管理会計の形についてご説明しました。 今回は、業績管理や経営管理を担っている責任者の方々に対して、もう一度基本に立ち返って頂きたいポイントを、念押しのつもりで深堀りして解説します。それは、日本企業における事業部制組織が、当たり前すぎるぐらいに組織と権限のアンバランスさで完全なプロフィットセンター管理ができないにもかかわらず、いろんな苦労をしてまで事業部をあくまでプロフィットセンター扱いしようとする努力に対する警鐘です。 その類の努力や工夫は、一人の
■ 『明瞭性の原則』の必要性 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第4回目となります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の構成は次の通りです。 会計全般にかかる包括的原則の中で、今回取り上げる「明瞭性の原則」は、財務諸表の表示方法に関する包括的な原則です。明瞭な財務諸表の表示とは、会計情報利用者である利害関係者(ステークホルダー)の意思決定にとってできるだけ有用な表示であり、具体的には企業の収益性や安全性の判断に有効な表示であることを意味します。 一般的に利害関係者というと、現在株主、将来株主、債権者の3者がメインプレイヤーと解されています。前2者をまとめて投資家と呼ぶと便利です。ちなみにIFRSでは「一般目的の財務報告の主たる利用者」と表現しています。 この利害関係者には、通常は経営者を含みません。なぜなら、経営者は経営管理・
■ 短い人生を満足して生きるために、あなたの持ち時間時間のオポチュニティコストを常に意識しよう! この地上で過ごせる時間には限りがあります。 本当に大事なことを 本当に一生懸命できる機会は、 二つか三つくらいしかないのです。 (米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011) ——————– 若くして膵臓がんで亡くなったジョブズにこの類の言葉を言われると胸にグッとくるものがあります。 類似する名言は次の通り。 ⇒「スティーブ・ジョブズ(25)何を捨てるかで誇りが問われ、何を守るかで愛情が問われる。」 ⇒「スティーブ・ジョブズ(19)あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない」 よく、人生は選択の連続である、という類の言葉を耳にします。皆さんはその時の選択はどういうものか、より実践的に考えたことがありますか? せいぜい、安全策か一か八かの賭けに出
■ 何をするにせよ、なぜそれをやるのかを理由が自分の中に整然とあると言えるか? 歳をとればとるほど、動機こそが大切だという核心が深まる。 (米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011) ——————– WiKiで「動機」の意味を探ると、 ・人が心を決めたり、行動を起こしたりする直接の心的原因のこと。目的とは異なる。 ・行動・意欲を規定する根拠となるもの。 ・倫理学で、対象または目的の観念に導かれた衝動や欲望。 ・心理学で、行動を引き起こす意識的・無意識的原因。⇒動機づけ ・芸術的創作活動のモチーフとなるもの。 自分のやる気とか、これから行動を起こすぞというモチベーションを高めるとか、そういう能動的な、心理的なテンションをコントロールする術が大切とか、そういう心構え的なことが言いたいのではありません。 上記のWiKiの説明の中にもあるように、心栄えとしてのやる気や動機付けという内面
■ 「ビジネスモデル」への3つのアプローチ 筆者が分析する、ビジネスモデルへのアプローチには次の3つがあります。そして、それらは排他的選択ではなく、分析者の都合でいくらでも併用が可能であると考えています。 ① フレームワーク至上主義者 自身が主張するフレームワークに世の中のビジネスモデルとか経営戦略と呼ばれているものをばっさばっさと当てはめていくアプローチ ② モデリング至上主義者 実在する経営や企業活動を独自の着眼点から汎用的モデルに昇華・抽象化してモデリングして示すアプローチ ③ ビジネスケース至上主義者 ひたすら個別の事例を集めて、帰納法的にそれらをある特徴で分類していくアプローチ ⇒「ビジネスモデル入門(1)ビジネスモデルの教科書の読み方① フレームワークが先かビジネスケースが先か。それが問題だ!」 とりあえず、このシリーズでは、「③ ビジネスケース至上主義者」として、目に付いた、
■ 今日は名言の捉え方のお話! We don’t stop playing because we grow old; we grow old because we stop playing. 年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。 (アイルランドの劇作家、ノーベル文学賞受賞 / 1856~1950) ——————– 日本語訳の「遊ぶ」の原語「play」の語感は人ぞれぞれだと思います。 そして、“年をとる”というのはこの文章では否定的にも肯定的にも捉えることができます。 もし、否定的に解釈したとしたら、遊び心とか、心の余裕とか、未知領域へどんどん向かっていく意欲とか、知的好奇心とか、何かに挑戦するという行動力とかが、衰えることが年をとること。決して、生物学的な年齢を重ねただけで、年をとるとは言わない、と解釈することができます。 一方で、肯定的に解釈したとしたら、
■ 想像するのは創造の必要条件! If you can dream it, you can do it. 夢見ることができれば、それは実現できる。 (米国のアニメーター、映画監督、脚本家、エンターテイナー / 1901~1966) ——————– 人間の夢を見る構造は脳科学者にとっても未知の領域があり、すべてが解明されているわけではないので、医学的な見地からではなく、一人の夢を見る人間として、私の実体験からお話します。 何かの事物についての夢を見ることができる、というのは、その事物について脳内で認識できるということです。脳内で認識できるというのは、 1)過去の類似経験から類推を働かせて脳内で情報処理がなされる 何か分からないものが存在しているのは人間にとってストレスなので、過去の類似事例を勝手に当てはめて、経験済み、認識済みのものとして脳が勝手に処理するみたいです。 2)それまでに築かれて
■ 「日次決算」を可能にする仕組みづくりは大変です 「日次決算」。経営者にとってはいい響きの言葉ですが、経理担当者にとっては悪夢のような言葉かもしれません。経営のますますのスピード化から、我が社も日次決算導入を、と気張る経営者に向けて、「本当に貴社に『日次決算』が必要なんでしょうか? そもそもお考えの『日次決算』の定義・概要を教えてください?」と尋ねると、ほぼ答えが返ってきませんが。。。(^^;) 2017/12/20付 |日本経済新聞|朝刊 揺れる監査法人(上)人手不足が迫る効率化 あみやき亭・会計士「毎日が決算」 「翌2日、あみやき亭は2017年4~9月期決算を発表した。3月期の決算企業では一番乗りだ。02年の上場当初から原則、締め日の翌営業日に決算を開示してきた。開示1番を巡ってIT(情報技術)企業などと競う時期もあった。 だが、監査の厳格化が進む中、翌営業日に開示する3月期企業は、
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