読書は、本当にいいものです。 疲れていても、書物のなかの世界には新しい活力を見いだせます。知らないことばかりでも、一冊ずつ道標を見つけることができます。助けがほしいときに、他のどこにも得られない友人を、隣人を、師を見出し、自分自身を取り戻す助けが得られます。そして単純に、本とともに楽しんだり、笑ったりくだらないと落胆したりする時間を過ごすのは、時の有益な使い方です。 でも本は、時間をそれなりに投じなければいけない楽しみでもあります。すべての仕事や生活上の単位がどんどんと短く切り刻まれているいま、数時間でも読書の時間を維持するのは意識せずには困難です。 Mashable の記事で、2015年の一年間に100冊の読書をしたライターの告白記事が掲載せれていて、真面目な、嘘のない読書の向き合いとしてとてもよい読み物となっています。100冊の旅は、時間との、自分との戦いでもあるのです。 一年100冊