アーケードゲームやパソコンゲームなどで数々のゲームを手掛けていたナムコ(※1)社、ハドソン(※2)社などといったメーカーがファミコンに参入。ROMカセットはメーカーのロゴが入っていたり、形状が少し異なっていたりとメーカーによってデザインに違いがあった。 12月にコンピュータゲーム総合情報誌「Beep」創刊。パソコン雑誌の「コンプティーク」や「ログイン」などでもファミコン情報を取り扱うコーナーが登場。1985年にはファミコンのゲームを取り扱う初の専門誌「ファミリーコンピュータMagazine」創刊。その後、「マル勝ファミコン」、「ファミコン通信」といったファミコン専門誌の創刊ラッシュが訪れ、「ファミリーコンピュータMagazine」の最盛期の発行部数は100万部を突破した。ファミコン雑誌ではゲームの“裏技”が特集され、雑誌によって“ウルテク”、“奥義”、“秘技”などといった用語も生まれた。