■珍しい水生生物楽しんで 姫路市立水族館(同市西延末)の本館1階「はりまの里海」で、真っ白のマナマコが展示されている。瀬戸内では「幸せを呼ぶ使者」と呼ばれることもあるといい、来館者が珍しそうに見入っている。 同館によると、今月7日に市漁協飾磨支所の漁業者から「姫路沖で白いナマコがかかった」との連絡があり、提供を受けたという。長さ約15センチ。姫路近海には青いナマコが多いことから突然変異で色素がぬけて白くなったらしい。 白に加えて赤、青、黒のナマコ計6匹も紹介されており、水槽内はカラフル。春の訪れを告げる「シロウオ」も展示中で、同館は「珍しい水生生物を楽しんで」とアピールしている。 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)、火曜日休館。入館料は大人500円、小中学生200円。問い合わせは、同館((電)079・297・0321)。