ルイス・ブニュエルという映画監督をご存知でしょうか? いわゆるシュルレアリスム映画として名高い『アンダルシアの犬』から、 『昼顔』、『哀しみのトリスターナ』など、 よく知られた作品もありますが、 あまり知られていないたくさんの作品も残しています。 その中で、有名なほうの1本に、 『欲望のあいまいな対象』(1977)があります。 http://www.youtube.com/watch?v=3-6OUqQk-SM これはブニュエルの遺作であり、 わたしも日本で公開されたときに、見に行った記憶があります。 そして、その訳のわからなさに魅了されました。 95年には、ほかのブニュエル作品と合わせて、論文も書きました。 (今考えると、「論文」らしくはないんですが。) で、この映画を、昨日の大晦日に見たわけです、 紅白をやっているはずの時間帯に。 ずいぶん久しぶりに見たわけですが、 とても単純なことな