盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は10日、側近の安熙正(アン・ヒジョン)氏の北朝鮮秘密接触について、「大統領が特別に指示したことであり、性格上、事前に届け出ることではない。大統領の当然の職務行為に属し、その範囲で起こったことなので、政治的にも法的にも何の問題もない」と述べた。盧大統領は同日、大統領府で閣議を開き、「北朝鮮接触問題は、大きく対応するほどの問題が起こったわけではない」として、政界の国民への謝罪要求を一蹴した。 しかし野党ハンナラ党、民主党、民主労働党は、盧大統領の同日の発言は法律を無視した不適切な発言だと批判した。特にハンナラ党は、国会の国政調査を強行する構えであり、論議は増幅するものとみられる。 盧大統領は、北朝鮮接触の透明性問題について、「透明性は、国民に利害関係が生じる、そのような重要な国家的決定がある時に、その決定と過程を透明にすることであって、(今回の接触に関しては)公開
9日の政治統一外交安保分野の国会対政府質問で、野党ハンナラ党の議員たちは、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の386世代最側近である安熙正(アン・ヒジョン)氏の北朝鮮秘密接触および南北首脳会談推進などを取り上げ、現政府の北朝鮮政策を批判した。 金在原(キム・ジェウォン)議員は、「現政府は北朝鮮政策の透明性を強調しているが、盧武鉉大統領が(03年11月に訪朝した)映画俳優の文盛瑾(ムン・ソングン)氏を通じて北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記に親書を送ったという話が、安氏の北朝鮮接触を取り持った権五弘(クォン・オホン)氏のメモに書かれてある」とし、親書の内容公開を求めた。 金議員はまた、「与党ヨルリン・ウリ党の李華泳(イ・ファヨン)議員が、理事長の方定煥(パンジョンファン)財団を通じて(自動車燃料である)バイオディーゼルの事業者たちが北朝鮮に金を支援したという疑惑がある」として捜査を求めた。
野党民主党の趙舜衡(チョ・スンヒョン)議員は2日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の最側近である安熙正(アン・ヒジョン)氏が北朝鮮民族経済協力連合会の李ホナム参事と秘密接触したことについて、「安氏の北朝鮮接触は明白な現行法違反だ」と主張し、国政調査を求めた。 趙議員は、「安氏は事前に統一部に届け出ることなく北朝鮮関係者に会い、『南北交流協力法』に違反している。盧大統領は公式に北朝鮮特別使節を任命せず、秘密接触を指示して、『南北関係の発展に関する法律』に違反している」として、このように述べた。 趙議員は、大統領が安氏と北朝鮮関係者との接触を承諾したことは、「正常な統治行為」だとする一部の主張に対し、「統治行為は、過去の軍事独裁政権下で通用した理論だ」と反ばくした。 そして、「安氏の接触を知っていた大統領府と政府指導部が、法を知らずに接触を承諾したなら無能であり、知っていてそうしたなら違法行為を黙
国家情報院(国情院)で対北朝鮮の戦略企画と情報を総括している徐薫(ソ・フン)第3次長(53)が昨年11月19〜23日、中国の丹東を訪問して李ホナム北朝鮮民族経済協力連合会参事(54)と接触したことが確認された。李参事は、徐次長に会う前の昨年10月20日、北京で盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近の安熙正(アン・ヒジョン)氏や与党ヨルリン・ウリ党の李華泳(イ・ファヨン)議員らと秘密裏に接触し、「首脳会談」に向けた特使交換の方法などについて話し合った。 李華泳議員は最近、本紙記者の「国情院は秘密裏に接触することに否定的ではなかったか」という質問に対して、「そのとおりだ。徐次長が丹東で李ホナムと会ったこともある」と明らかにした。 当時、国情院の対北朝鮮戦略局長だった徐次長は、秘密ラインを通じて北朝鮮との接触が行われる状況下で、対北朝鮮の公式ラインを復元するために李参事と接触したものと見られる。 安
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く