日立は今回の中期経営計画で「アーバン」というビジネスソリューションを打ち出した。簡単にいえばスマートコミュニティーなのだが、先日、中西会長と話した時に、「この5年くらいいろいろな組織を作ってやってみたが、まったく商売に結びつかなかった」と。でもようやく最近になって、「ビジネスになるかもしれないという兆しが見えてきた」と感じて、もう一度「アーバン」として再挑戦することにしたという。柏の葉なら三井不動産、海外なら民間であれ政府系機関であれ、このビジネスモデルは運営主体がクリアであることがとても重要な要素。