今夏終わり頃に突如として巻き起こった、米ツイッターの身売り騒動。 売却先候補にはグーグルやマイクロソフトといったIT業界の一流企業だけではなく、エンターテインメント事業を核とするウォルト・ディズニーや、クラウドサービス大手のセールスフォース・ドットコムなど、名だたる企業が名乗りを上げていた。 その買収額は200億ドル超ともいわれたが、10月末には興味を示していたすべての企業が買収交渉から撤退すると報じられ、ツイッターの株価が急落するといった事態が起きた。 しかし、日本においてはツイッターといえば、フェイスブックやインスタグラムと並び、SNSの代名詞的存在でもある。そんなツイッターが、なぜ身売りをしなければいけない事態に陥っているのか。 株式会社office ZERO−STYLE代表取締役であり、ウェブサイト「ネットメディア攻略研究所」を運営している落合正和氏に、ツイッター苦戦の理由と今後の