米トップコーダー社は15日、コンピュータ・プログラミングと創造的設計のトーナメントである「TopCoder Open 10」(TCO 10)にて、日本の岩田陽一氏および副島真氏が、各部門で優勝したことを発表した。 トップコーダー・ネームが「ワタ(wata)」として知られる岩田陽一氏は、「マラソン・コンペティション」部門のチャンピオンとして1万5000米ドルを獲得した。岩田氏は東京大学でコンピュータ・サイエンスを学んでいる学生で、2008年でも決勝戦出場者だった。 「マラソン・コンペティション」部門は、競技に参加した人が数日から場合によっては数週間にわたって、最適な解答のない問題に取り組んで、解を提示したり改善したりするプログラミング耐久テストだ。今年のオンサイトでのコンペはその名の通り、競技者が24時間にわたってコーディング(プログラミング)に技能とスタミナを競った。 一方の副島真氏も東京