限界効用逓減の法則(げんかいこうようていげんのほうそく) law of diminishing marginal utility(ロー・オブ・デミニィシング・マージナル・ユーティリティ) ゴッセンの第一法則(ごっせんのだいいちほうそく) Gossen's First Law(ゴッセンズ・ファースト・ロー) 限界効用とは、ある財の消費量を1単位増加させたときの効用(満足度)の増加分のことです。簡単に言うと、追加1単位の消費で得られる効用のことです。 たとえば、コーヒを飲む時、1杯目の効用を100満足とすると、2杯目は70満足、3杯目は10満足…というように、限界効用は減っていきます。コーヒーを3杯飲んだ時の全効用は、300満足ではなく、180満足です。 コーヒ1杯の価格が300円であるとき、3杯飲むと、会計は900円になります。予算が900円であるとき、限界効用が低下している2杯目や3杯目の