さて、キンクスもいよいよ最後(今のところ)のロンドン時代まで来ました。アリスタとの契約終了後、2年間キンクスはレコード会社が決まりませんでした。ようやく1986年にロンドンとの契約がまとまり再出発を果たしました。 『Think Visual』1986年 レイ・デイヴィスが奥さんと別れたせいなのか、心なしか元気が無いような気がします。それに引き換えデイヴは元気です。全体的にはアリスタ時代のハード路線からパイからRCA時代への回帰のような感じです。 『Road』1988年 キンクスとしては4作目のライブ盤です。ただしオープニングの「The Road」だけは新曲でスタジオ録音です。その他はアリスタ時代の曲と前作からです。う~ん、という感じです。 『UK Jive』1989年 このアルバムでは前作から引き続きレイとデイヴの分離が目立ちます。1~9曲はレイ、10~12はデイブというようにはっきり分か