コンピューターのハッキング技術を競う全国大会「SECCON(セクコン)」で、問題に取り組む灘校パソコン研究部の中学生(右)と高校生=24日午前、東京都足立区の東京電機大学 学生がコンピューターのハッキング技術を競う全国大会「SECCON(セクコン)」が23、24日の両日、東京電機大学(東京都足立区)で開かれた。中学生から大学院生までの10チームが熱戦を繰り広げ、都内の高校生や静岡の高専生ら5人でつくるチームが優勝を果たした。 国や企業に対するサイバー攻撃が相次ぎ、情報の安全の確保が課題となる中、高度で実践的な技術を持つ人材の育成を目的に、大学研究者と情報セキュリティー会社の技術者が企画。全国の38チーム、160人による地方大会を勝ち抜いた10組、46人が全国大会に臨んだ。 最年少の出場者は、私立灘中学(神戸市)2年の男子生徒(13)。1年生のころからサイバーセキュリティーに興味を持ち始め、