ある研究者グループが数年前からひっそりと研究を続けてきた新しい検索技術が公開された。入力された文字列に一致するものを探すのではなく、照会の意図を認識して検索する技術だ。GPLの下でライセンスされ、デスクトップ版も間もなく登場する。 この技術は意味索引付けを利用している。さまざまな応用が考えられるが、最も簡単な応用に類語の検索がある。たとえば、「果物」で在庫データベースを検索すると「リンゴ」や「オレンジ」が抽出されるといった具合だ。 ミドルベリー大学 Semantic Indexing Projectの開発責任者Aaron Coburnによると、現在、オープンソース検索ツールキットの文書化を進めており、デスクトップ検索アプリケーションは完成間近、今月末にリリースされるという。 全ソースコードはGNU General Public Licenseの下で公開されており、ダウンロード可能。同プロジ