ソフトバンクは8月8日、2006年度第1四半期の決算を発表した(8月8日の記事参照)。決算は黒字基調で、既存事業は堅調。ボーダフォンを買収するための資金を調達した結果、連結純有利子負債は2兆1786億円に上ったものの、ボーダフォンの5月、6月分の業績が加わったことで第1四半期の売上高は4942億円に上り、営業利益543億円、経常利益259億円という数字を計上した。 冒頭で、孫正義社長は「朝から晩まで携帯のことに集中しており、頭がいっぱいだ」と話し、5月10日の2006年3月期連結決算発表と同じく、携帯電話事業の説明に多くの時間を割いた。 同氏は「ボーダフォンを買収できて本当に良かった。いいタイミングでいい会社を買収できた。つくづく千載一遇のチャンスだったと思う」と、買収が絶好のタイミングだったこと、同社の判断が間違っていなかったことを改めて強調。携帯電話事業は、ドコモやauなど強敵との争い
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