夜の繁華街の犯罪 ◆私は大学生の時、経済学部にいました。 しかし、社会学の講師の授業をよく見に行っていました。 ◆その先生の授業は、実際には「社会学」ではなく、「頭の揉みほぐし」でした。 なのでいつも興味深く面白い内容で、社会学と何ら関係の無い私や、理系の人も含め、様々な人が立ち見してまでその教室に入ります。 ◆さて、その講義の内容で最も興味深く思ったのが、題して「夜の繁華街の犯罪」。 深夜0時をまわった頃、大阪の歓楽街北新地での犯罪における推理物語。 フィクションです。 ◆武具でもある竹刀を垂直に握りしめ、凛々しく歩くお爺さん。 ◆一方、その時間にランドセルを背負って歩く、小学生の女の子。 ◆「どちらが危険か?」という議題でした。 前者のお爺さんは、町の防犯で歩いている少々変わった人なのかも知れません。 ◆後者の女の子は、どこからどこへ歩いて行く? ランドセルの中身は、果たして教科書やノ