アキヨシカズタカ『双月巫女』 [bk1][amazon][bk1][amazon] 新ジャンル「巫女SF」。 八百万の神いましますところ、巫女もまた在り。 何処の時空、何処の山河においてもまたしかり。 それがいかなる世界でも、人が産まれ生き暮らし老いて死にゆくところ、人がそこに神がいましますと見るならば、それを奉る巫女もまた在ることになる。 巫女・オン・マーズ。 新ジャンル「巫女SF」の幕開けです。 ここはクニアズマ…… 火星(ヒボシ)と呼ばれる 大地に芽吹く ひとつの邦と 訊きました 巫女・オン・マーズ。 火星に巫女さんがいるっていう想像力の働かせ方がすごい。 確かに、そこがどこであれ、人が暮らすならば、みずからが作り出した山河にすら、あるいは神を見るのかもしれない。(そういやこの国には付喪神って神様もいらっしゃった) そのための神社だってあるかもしれないし、神社があるなら神主さ