さて、今回のテーマは最近何かとAnsibleに話題をさらわれがちな、サーバーの構成管理ツールChefです。以前紹介させていただいたAnsibleと同じく、サーバーセットアップを自動化してくれます。 ChefとAnsibleは利用方法が異なりますが、基本的な概念は似たようなものです。構成管理ツールに関する説明やAnsibleの概念は「構成管理ツールAnsibleを使ってみよう」の記事にて紹介していますので、本記事を読んで頂く前に一読していただくことをオススメします。 まずはChefの利用方法を説明する前にAnsibleとChefの違いについて軽く触れておきます。個人的主観が含まれますが、ざっくり比較すると下記違いがあります。 ■Ansible ・ Python製 ・ 管理対象サーバーの構成をPlaybookという仕組みで管理し、YAMLフォーマットで記述 ・ Playbookの記述が簡潔 ・
1年くらいchefを使ってサーバ構築をしていたのですが、最近ansibleに乗り換えたので紹介記事を書いてみます 1. サーバ側に何もインストールする必要がない chefは管理対象ノードにchef-clientをインストールする必要がありますが、ansibleはPython 2.4が入っていて、sshでログインできればOKです。 chefもパッケージや,knife bootstrapコマンド等があるので始めやすいですが、何もする必要がないansibleの方が敷居が低いのかなと思ってます。 例えばsshでログインできれば、以下のコマンドを打てば10.0.10.1~10.0.10.3サーバの情報をとってくれます(カーネルバージョン,CPU,メモリ,ディスクサイズ,ディストリビューション等)。 この機能はchefで使われているohai相当のことをしてくれます。 echo 10.0.10.1 >
IDCフロンティアのUI・UXチームです。 前回はフロントエンド領域の開発に関する業務フローを中心にご紹介しました。今回は利用技術だけでなく、効率的に開発を進めるための工夫や普段気を付けている点などをご紹介します。 前回のブログ内容と合わせて読んでいただくと、実際の業務イメージが想像しやすいかもしれません。 利用技術 JavaScriptライブラリ ライブラリの取り扱い 静的解析ツール CI CD 生産性を上げるための工夫 デザインシステムを用いたUI仕様の決定 テスト駆動開発を用いた手戻り・抜け漏れの防止 Autifyを用いたE2Eテストの実施 普段開発やコードレビューで意識していること 長期メンテを考慮した設計・実装にする 初心者でも読める実装を心がける どんな方が向いているか お客さまの分かりやすさを追及するためにどんなUIがいいか考えられる方 より読みやすく保守しやすいコードを書く
RightScaleの調査によると、パブリッククラウドの利用割合としてはAWSが飛び抜けているが、Rackspace、Google 、Microsoft Azureなども比較的多く使われています。 またプライベートクラウドでは、VMwareとOpenStackが優勢です。 ここで言えるのは、パブリッククラウドもプライベートクラウドもさまざまなサービスやソフトウェアが使われていると言うことで、これはマルチクラウドが期待されている、ということ。 マルチクラウドに期待されているものの1つが、リソースやワークロードなどの適正配置です。 どうしてもプライベートクラウドに起きたいものがある一方で、パブリッククラウドに置いた方が安かったりするものもあります。 ディザスタリカバリやバックアップをパブリッククラウドで構築するというのもあります。また、パブリッククラウドを1社だけ使うのは価格変更やサービスの変
2013年2月頃にリリースされたバージョン11とそれ以前のバージョンとでは、インストール方法にかなりの違いがあるのでご注意ください。 以前のバージョンよりは簡単にインストールできるようになったみたいですが、それでもそれなりに面倒な手順が必要です…。 用語解説 独特の用語がかなり多く、知っていないと混乱するので、最初に用語を説明します。 chef サーバー構築自動化ツール。同じ構成のサーバーを複数台用意するときに使う。設定ファイルを書き換えるだけで複数台のサーバーの構成を同時に変更することができる。 chef server サーバー構成の設定ファイルを管理するもの。各chef clientからアクセスされるもの。 chef client chef serverにアクセスするもの。chef clientの例として、管理ツールのknife、管理用のWeb UI、構成を管理されている各サーバー(に
2014.02.23 Boxの元の仮想マシン名とBoxの名前がカブってて具合悪かったので一部修正。 VagrantはWindows関連の情報が少ないので色々実践してみた。当ブログはWindows技術者の味方です(おおげさ)。 前回のVagrantの記事はあまりに色々端折っていたので、今回はVagrantを知らない人にも分かる様、少し詳しめに書こうと思う。 今回の目的を下記に定める。 ホストOSもWindows、ゲストOSもWindowsという環境 VagrantによるゲストOSの起動、ゲストOSに対するChef-Soloの自動インストールとrecipe自動実行まで行う recipeは、とりあえずお試しということで、IISの自動インストールとする ゲストOSはWindows Server 2012 R2 180日評価版とする ゲストOSを複数台同時に立ち上げられるように、sysprepも実施
Vagrantとは VitualBoxのフロントエンドに相当するツール。 vagrantコマンドなどを使ってコマンドラインから簡単に新しいVMを作れる。 下記の投稿を見て、便利に思えたのでWindows8にインストールしてみた。 naoyaのはてなダイアリー Vagrant” 試す環境はWindows8 64bit。 Rubyをインストールする 下記から最新版のRubyをダウンロードする。 rubyinstaller.org ここでは、1.9.3-p385をダウンロードし、インストールする。 念のため、DEVELOPMENT KITも合わせてインストールしておこう。(任意) ダウンロードしたexeを実行すると、中身が解凍される。 インストールしたRubyのRubyコマンドプロンプトを起動し、下記を実行する。
先日 Vagrant を触ってみたら便利すぎて鼻血が出ました。しばらく見ないうちに色々進んでるもんですねえ、いやはや参っちゃいました。 Vagrant は仮想マシンの VirtualBox のフロントエンドに相当する、ruby で書かれたツールです。vagrant コマンドなどを使ってコマンドラインから簡単に新しい VM を作れる。 % gem install vagrant % vagrant box add centos http://developer.nrel.gov/downloads/vagrant-boxes/CentOS-6.3-x86_64-v20130101.box % vagrant init centos % vagrant upこれだけで CentOS の Linux box をローカルマシン内に立ち上げることができる。*1 *2 なにこれすごい。 % vagra
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もはや説明は不要かもしれませんが、"puppet"は、Puppet Labsが開発しているシステム運用管理ツールで、puppet管理下にあるサーバ群のシステムの状態を"あるべき状態"に保つための補助ツールです。 chefもpuppetと同等の機能を持ち、システムの運用管理をするには大変便利ではありますが、管理するサーバ台数が増加してくると、chef/puppetだけでは解決しづらいことも発生し始めます。 例えば、数百台のサーバの運用管理をしていたら、その中の一部だけサーバの状態が不安定になり、daemonが停止してしまったり、予期せぬレスポンスを返してしまったりする事態に遭遇することが稀にあります。 他にも、特定のロケールに配置してあるサーバでのみ、何かしらの処理を1度だけ実行しなければならないと事態も発生しがちです。 そのような場合は、puppetを利用して状況確認や処理の実行をすること
直近の仕事でそこそこの規模のインフラを構築する機会ができたこともあり、以前からちょっと気になっていたChefを試してみた。 ChefはPuppetと同じようなインフラの構成管理ツール。現行のバージョンは0.9.8。 Puppetと同じように管理対象となる各マシンにはChefのクライアントを入れ、構成を管理するために一台Chefサーバーを立てるという運用をする。 このサーバーのインストールがけっこうしんどかった。 セットアップには主に以下のページを参照。 Installation – Chef – Opscode Open Source Wiki Chefクライアントのインストール RubyとRubyGemsが入っていればgemでさくっと入る。 必要なRubyのバージョンは1.8.6以上。 $ sudo gem install chef Debian、Ubuntuならばapt-getで、Ce
開発環境、ステージング環境、本番環境と似たような環境を構築する機会は多いわけで、このあたりを自動化したいとは前々から思っていたんですが。 今回 PHP(と pear のパッケージいくつか)をインストールするために Chef というやつを使ってみたので、これについて書いてみます。 Home - Chef - Opscode Open Source Wiki 結論としては、いちおうインストールできましたが、結構いろいろ難ありでした。 Chef とっかかり システム自動管理ツールについて システム自動管理ツールというと Puppet が有名です。システムの構成を自動化するだけであればスクリプトなんかでもできないことはないんですが、Puppet 導入の利点として オープンソースなシステム自動管理ツール Puppet:第1回 システム自動管理ツールの必要性とPuppetの概要|gihyo.jp …
皆様、はじめまして。2010年9月に入社した並河です。 インフラ周りの話題を・・・ということで、今回はサーバの構築やシステム管理作業を楽にしてくれるツールである「Chef」について紹介します。 ■ Chefとは「Chef」は、サーバOSでのインストール・設定・各サービスの状態管理等、諸々のシステム構築や運用作業を自動化してくれるRuby製のシステム管理ツールで、オープンソースとして公開されており、既に、37signalsやEngine Yard、RightScaleなどでも使われており、利用実績も出始めています。 Ruby製のシステム管理ツールといえば「Puppet」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ChefはPuppetの競合ソフトウェアとなる位置付けで、出来ることだけでいうと、特別大きな差はないと感じていますが、Puppetは外部DSLとして設定を記載するのに対し、Chefは
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