【ニューヨーク=小谷野太郎】トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が急加速を起こしたとされる問題で、米ニューヨーク州の警察が同州で起きた事故の原因について「運転者の操作ミス」との見方を強めていることが22日、分かった。 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)などが報じた。 事故は今月9日に発生。プリウスを運転中、壁に激突して負傷した56歳の女性が「急加速してブレーキも利かなかった」などと訴えていた。 警察は捜査の結果、「ブレーキを使った形跡がなかった」として車両の構造的な欠陥や電子系統の不具合は見つからなかったという。